3月に美容室をオープンさせたばかりの都内の40代女性は、4月の収入がゼロに近いという。自粛要請の影響を大きく受けた格好だ。女性は一部の報道内容を引き合いに出して、
「一部ではコロナ難民が美容室に押し寄せているとかありますが、それはほんの一部です。ほとんどの美容室は売り上げが激減していると思います。休業要請対象外で協力金ももらえません。ウチは去年の売り上げを提示できないので、持続化給付金も申請できないみたいです」
という。現在の経営状況については
「こんな時期なので広告を出すのも躊躇します。一人でもお客様が来てくれると助かるから営業はしているけど、もしコロナ感染したらと思うと風評被害など不安な毎日です。売り上げがないのに、コロナ対策で高騰した消毒液やマスクの確保に出費はかさみます……」