日々の生活に困るわけではないが、贅沢はできないという回答がほかにも挙がっている。
「スーパーやコンビニであまり値段を気にしない程度の余裕しかない 」(30代男性、IT・通信)
「日用品程度なら値段を気にせず購入できる。決して世間が思うほど裕福ではない」(40代、IT・通信)
そのように感じる理由には、税金の高さや所得制限によって公的な支援の受給対象外になってしまうことだ。
メーカー系勤務の50代男性は、「余裕はまったくありません。国・地方自治体は『世帯年収1000万円超えているから余裕があるだろう』と思われているのでしょうか。それは思い込みです」と怒りをあらわにする。
「とにかく税金が高過ぎる! 働いても税金を払うために時間を浪費している感覚。コロナ対策しかり、国や地方は税金の使い方を真剣に議論しているのか疑問。対策は遅いのに、税金が足りなくなればあの手この手で税金徴収することばかり」
別の人も「配偶者控除からも外され、児童手当も減額、高校無償化も受けられず、大学の奨学金も借りられない。税金を多く払ってる者が損をする世の中」(40代男性、金融)と綴っている。
「ギリギリ都内、マンション住まいですが、やりくり厳しく車もついに手放しました」
また生活に余裕が出るかどうかは、子どもや住宅ローンの有無が大きい。単身者からは
「独身なのでかなり余裕がある。蓄えもできたので早期引退を考えている」(40代男性、ITエンジニア)
「食べることには困らないし、家賃も14万で結構高い所に今は住めている」(30代男性、ITエンジニア)
といった声が相次いでいる。しかし持ち家に住んでいたり、子どもの教育に力を入れたりする人からは、ローンの返済や学費で家計が相当に苦しい様子が垣間見える。
「世帯収入は1600万円程ありますが、私立理系大学生の長男を筆頭に私立&公立の高校生2人の子供3人の学費等や住宅ローンを鑑みると全く余裕なし。ギリギリ都内、マンション住まいですが、やりくり厳しく車もついに手放しました」(40代男性、金融)
「住宅のローンがあるので、全然裕福ではありません。ローン残高が6500万あるので、それだけで大変です。今年から、子供たちの誕生日プレゼントもうまくスルーしています」(50代男性、営業)
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