新型コロナで収入減の厳しい現実「手取り45万円→5万円」「コロナで死ぬ前に生活苦で死んでしまう」 | キャリコネニュース
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新型コロナで収入減の厳しい現実「手取り45万円→5万円」「コロナで死ぬ前に生活苦で死んでしまう」

新型コロナで収入が減った人の声を紹介する

新型コロナで収入が減った人の声を紹介する

新型コロナウイルスの影響を受け、倒産や事業縮小する企業が相次いでいる。これ以外の企業でも大なり小なり影響を受けているようだ。就業先の売上減少が収入に影響したことで、苦しんでいる人も多い。キャリコネニュース読者からは

「平常時は手取り35~45万円くらい。一応、休業補償は出たが、社保などを引くと手元には5~8万円しか残らない」(東京都/30代男性)
「半減していると思う。新しい会社に入ったばかりなのに、いきなり休むように言われた。初めてもらえる給与がいったい幾らになるのか不安。支払いが出来ない可能性が大きく、正直これから先が怖い」(福井県/50代女性)

といった声が寄せられている。(文:鹿賀大資)

「収入は4分の1にこれからどうやって生きていけばいいのか」

福岡県でパート・アルバイトをする50代女性は、公営競技を開催する会社に勤務しており、当時のきつさを振り返る。職場では、2月下旬以降の業務が全面休止。3月はさらに稼働日数がなく、実質的に無収入の月となるはずだったが、会社側から補償があり、辛うじて4万円が支給されたという。当時の状況については

「公営ギャンブルの業務再開などは、一番後回しになるだろうと思った。今後の収入に対して不安しかなかった。支給の継続も不透明だった。半年毎に契約更新を行うパート契約のため、次回の契約更新についても気持ちは同様」

女性は他にも日雇いのバイトをしていたが、緊急事態宣言の発令以降は自粛になったという。

「還暦を目前にして今のこのご時世。いくら緊急事態宣言が解除されたからといって、持病があるため外に出ることへの不安もある。収入は以前の4分の1以下に減った。新たに仕事を見つけられるのだろうか。これからどうやって生きていけばいいのか……」

「今日食べるためのお金がないことを分かる人に政治をしてもらいたい」

埼玉県で派遣社員として、事務・管理職をする30代女性も当時を思い返す。女性は4月8日に突然、休業を言い渡された。

「正社員はテレワークが許されて、派遣はセキュリティ上の理由でダメとのことでした。休業手当は出るものの、その額は『とても少ない』と派遣会社から言われました」

女性はシングルマザーでもある。厳しい現実に直面し、死活問題に陥ったという。

「元々の貯金も少ないのに、継続雇用の保証もありません。コロナで死ぬ前に、生活苦で死んでしまうと思いました。給付金は子どもの分と合わせて20万円です。しかしそれでは2か月もつかどうか……」

「国は何もわかってくれないし助けてくれません」と続け、「今日の分を食べられるお金がないことをわかってくれる人に、政治を行ってもらいたい」と訴えている。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」「テレワークで快適なこと・つらいこと」などのアンケートを実施しています。

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