相談者は上司から、女性部下は夫婦ともに実家が遠方で今まで子どもが発熱した際は病児保育を利用していたが今回は熱が高すぎて預かってもらえなかったことを伝えられている。
また、女性部下への残業は禁止だと言われているにも関わらず残業させていたことも叱責されている。その上で「自分の発言は失言だったのでしょうか?」と綴っており、子どもを持ちながら働く人からはたくさんの批判が集まった。
「それはダメなやつかと。なぜ女性に直接? 彼女なりに手一杯、手を打ってなるべく迷惑かけずにやってきたのに。本人に辞めてよ!と言ったのと同じだろ」
「貴方のように、子育て家庭に関して理解力のない人がいるから、女性が働きにくく、子供がいたら余計に働きにくい社会が出来上がったんです。今は男性でも育児休暇を取得できる時代ですよ? そんな時代に『部署をかえろ』とか、どう考えてもパワハラでしかないですよ」
相談文にある通り、相談者は管理職の立場から欠員が出た際のやりくりに苦悩していた。だがそれでも、欠勤後に謝りに来た女性部下に対し、邪魔だと言わんばかりの発言は酷い。せめて、「何か困っているのことはないか」の一言は欲しい。
中には「うわ…私も小さい子ども抱えながら仕事してるけど、そんな上司いなくてよかった」と、相談者の無理解へ辛口コメントを寄せる人もいる。
仕事ができない部下と弁解するも、「子どもの病気で欠勤とは別問題」の批判
しかし相談者は、女性部下が普段から仕事の覚えが悪く、あまり仕事ができないタイプであると反論。普段から部下には手を焼いており、あまり良い感情を抱いていなかったことが「部署を変えたら?」発言に繋がったといい、
「パワハラですかね。上司にも同じことを言われました。他にも彼女の仕事の覚えも悪く、頼んだ仕事も時間内にできなかったりそういうことも重なって言ってしまいました」
と綴る。男性の言い訳を見た回答者の一人は、
「その方が仕事が出来ない事と、子供の病気で休むことは全く別問題です。子どもの病気で休みがちだから部署移動してほしい、は完全にパワハラ。仕事の覚えが悪いのでもっと努力しなさい、と伝えるのは上司として普通」
と相談者の言動を批判する。
部署異動が適切な処置だったとしても、「お子さんを育てながらでも働きやすい部署があるので、もし必要なら言ってね」くらいにソフトな言い方もできたはずだ。
様々な批判を受けて相談者は、自分の言動はパワハラだったのかもしれないと書いているが、反省しているかは不明だ。