具体的な変化を聞くと、最多は「志望職種の幅を広げた」(47%)だった。以降は「志望業界の幅を広げた」(41%)、「志望業界を変更した」(19%)と続いた。一方、職種や業界を狭めた人も6%いた。
大学のキャリアセンターの支援に関して、現在キャリア相談や企業・内定者セミナーなどがオンライン化している。
他方、コロナ禍にも関わらず、大学のキャリアセンターのOB・OG名簿を閲覧するために「通学が必要」という人が6割を超えていた。名簿閲覧や訪問自体のオンライン化はいまだ進んでおらず、22卒において夏や秋、冬のインターンが終わり、より重要な機会となるOB・OG訪問の障壁となっている。
実際、学生の96%は「キャリアセンター経由のOB・OG訪問がオンラインで完結できたら活用したい」と回答している。