男女別にみると、男子のトップは「地方公務員」(10.5%)。2位以降、「ソニー」(9.5%)、「トヨタ自動車」(7.5%)、「任天堂」「東海旅客鉄道(JR東海)」(同7%)と続く。一方、女子のトップ5は「地方公務員」(10.5%)、「国家公務員」(9.5%)、「全日本空輸(ANA)」(5.5%)、「オリエンタルランド」「アップル(Apple)」「明治」(同5%)だった。
官民別の就職先の志望割合を集計すると、「国内民間企業」(47.5%)が最多で、次いで「公務員」(28.5%)、「起業したい」(9.5%)、「外資民間企業」(4%)と続いた。
望む就業の形を聞くと、1位は「プライベートを優先させたい」(23.0%)だった。2位以降、「優良企業で安定的に働きたい」(22.8%)、「出世して高収入を得たい」(22.3%)、「スキルアップにつながる仕事をしたい」(15.3%)、「仕事を通して社会貢献したい」(10.3%)と続いた。
就職活動での意思決定は、「親の意見を参考にしながら、自分の意思で決める」
「就職先の選定で気になる点」で最も多かったのは、「給与額」(55%)。次いで「勤務地」(43.3%)、「福利厚生」(30.8%)、「雇用形態」(23.5%)、「企業の規模」(20.5%)と続いた。
最低限実現したい生涯最高年収は、「500万円以上600万円未満」(16.8%)が最多に。次いで「400万円以上500万円未満」「600万円以上700万円未満」(同12.3%)、「1000万円以上1500万円未満」(11.5%)と続いた。なお、2019年調査時は「400万円以上500万円未満」が1位だった。
就職活動に備えての活動状況を聞くと、最も多かったのは「授業の履修」(42%)だった。次いで「アルバイト」(33.8%)が続き、3位には「特に何もしていない」(27%)がランクイン。
4位以降、「資格所得のための勉強」(27%)、「サークル活動」(14%)、「公務員試験勉強」(6.3%)と続いた。一方で、少数ながら「企業のインターンシップへの参加」(5.8%)、「OB/OG訪問」(1%)と言う人もいた。
就職活動での意思決定は、「親の意見を参考にしながら、自分の意思で決める」(29.3%)が最多になった。次いで「自分の意向のみで決める」(29.3%)、「友人・知人の意見を参考にしながら、自分の意思で決める」(16.3%)と続いた。