コロナ禍において、一時低迷した旅行・ホテル・運輸業界への人気も回復してきている。文系部門で2位のオリエンタルランドは前年の8位から順位を上げたほか、12位星野リゾート・マネジメント、13位JTBグループ、18位ANA(全日本空輸)は安定の人気ぶりだ。一方、前年は40位だったJAL(日本航空)は、今回は26位という結果になっている。
次に理系部門のランキングを見ていこう。トップには、味の素。次いで、ソニーグループ、任天堂と続いた。文系部門と比べて、味の素を筆頭に、8位森永製菓、11位日清食品グループ、13位カゴメ、15位明治グループといった食品業界が上位にきている。
他にも、IT・ソフトウェア・インターネットや情報・調査・コンサルティング業界への人気は文系より高い。4位アウトソーシングテクノロジー、5位Sky、6位NTTデータグループ、22位野村総合研究所、25位グーグルという結果だ。
なお上位2社をはじめ、ランクインしている企業の多くは、職種別、コース別の採用を行なっている。仕事内容や業務が明確なジョブ型への関心が、理系学生の間で高まっていると推測できる。
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