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完成形が見えない魅力。SE経験者がINTLOOPでコンサルを極めたいと感じた理由

▲シニアコンサルタントの中川

▲シニアコンサルタントの中川

ITエンジニアからキャリアをスタートさせ、MOTを学ぶなど活躍の幅を広げながら、コンサルタントとしてさまざまなプロジェクト現場でマネジメントしてきた中川 盛之。INTLOOPでコンサルタントを極めたいと考えた中川の大事にする価値観、そして今後の目指すコンサルタントの理想像とは。【talentbookで読む】

複数プロジェクトを並行しながら進行させる難しさとやりがい

2021年3月現在、主に関わっているのはPMOとして大手小売ホールディングス各企業のデータレイクを総合的な基盤として構築するプロジェクトです。

それに加えて、ECサイトのレコメンドやサジェストする機能など、サービス開発する上で必要となる分析エンジンのアプリケーション開発にもPMOとして参加しています。同じクライアントの中で複数のプロジェクトを同時並行で進行させているような状況です。

各プロジェクトで開発に対する考え方はもちろん、進め方もそれぞれで変わるので、同じクライアントといえど、同時並行でプロジェクトを進めていくことは簡単ではありません。

たとえば、データレイク機能をカットオーバーするタイミングに合わせてサービスをリリースする場合、どこまでの予測精度でデータレイク上にリリースするのかなど、開発のスキームが違うので当然調整が必要になります。

さらに細かくいうと、エンジニアも多数参加しているので、品質にしてもスケジュールにしても、それぞれのエンジニアで重視するポイントが異なります。

その管理ができていないとプロジェクトの遅れを招く可能性があるんです。データサイエンティストが精度を上げることにこだわりたくなるのは理解できますが、予測精度にゴールはないので、そこに注力しすぎてしまうと、リリースが間に合わなくなってしまいます。

そこでPMOとして意識していることは、管理のための管理に終わらないようにすること。管理を厳しくして開発を進めていくのではなく、目標であるリリースのタイミングやマイルストーンを意識していただくことを常に考えながら進めています。

スケジュール通りにプロジェクトを進行させ、品質を保つためには、それぞれのメンバーを理解すること、そしてプロジェクトによって異なる開発手法をしっかりと学ぶことが重要になります。そうすることで細かな調整が可能になりますので、チーム内での連携はもちろんですが、クライアント企業との信頼関係につながっていきますね。

開発の足並みをそろえる調整力を発揮できている部分は、自分自身のエンジニアとしてのバックグラウンドが大きく影響していると思っています。

IT業界を知ることで必要に感じたビジネス視点

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INTLOOPに入社する前にいくつかの企業で業務を経験してきました。1社目ではプログラマーとして客先に常駐し、汎用系システムの改修や保守を担当。

自分が取り組んでいる課題やタスクは、クライアントのお客様である最上流から流れてきているという、IT業界の基本的なしくみについて、身を持って知ることができました。

いろいろな変遷を経て自分たちの手元に来るのであれば、もう少しクライアントの近くに立った視点を学びたいと思い、チャレンジしたのが次のステップです。

2社目では社内SEとして業務基幹システムの開発に携わりました。ここでは、技術力だけではなく、ソフトウェアのエンジニアリングをビジネスとしてどのように進めていけばよいかを学ぶことができました。

エンジニアとしてソフトウェア開発の全体感を掴むことができた一方で、自分自身の強みを問われたときに返答に躊躇してしまうことがあったんです。

何が自分の強みといえるのか──

そこから自問自答が始まり、このままではいけないと考え、MBAの技術版ともいわれるMOTを学びに行こうと考えました。

技術をどのように経営につなげるべきかを、実務経験ではなく、まずもっと体系的な知識を身につける事が必要だと考えたのです。

そこでさまざまな情報を得ながら、自身のスペシャリティを磨くため、ITセキュリティ業界のコンサルタントにチャレンジしようと決意しました。

SE時代はどちらかというと、広く浅く情報や技術を収集していましたが、セキュリティのプロフェッショナルであるセキュリティコンサルタントは、セキュリティに関する深い知見が求められるようになります。

コンサルタントは、自分の持っている知見・ナレッジをどのようにプロセッシングしていって、お客様に「良いね」といってもらえるかが勝負です。そこに難しさを感じた一方で、SEにはない、コンサルタントとしてのやりがいを強く感じました。

これからは、ライフワークとしてセキュリティに関するスペシャリティは今後も磨いていきながら、コンサルタントとしてもっと幅広い経験をしてみたい──

新たな視点が生まれ、そこから次のキャリアを考え始めました。

INTLOOPの面接で印象に残った言葉。「まだ伸びしろを感じている」

▲社内での中川のワークシーン

▲社内での中川のワークシーン

コンサルタントとして幅を広げたいという想いだけではなく、「ベンチャーマインド」があるかという点を次のキャリアを考える基準にしていました。

MOTを学んでいた大学院の研修室メンバーには外資系企業のエンジニアが多くいたんです。彼らと話をする中で感じたことは「一歩踏み入れたら抜けだせない」というような危機感と、覚悟をもって戦っているというプライドでした。

それを目の当たりにしたことで、ベンチャーマインドを持った人たちの中で揉まれて、自分もベンチャーマインドを持ってみたいと思ったんです。なんとなく「もうここで良いかな」というあいまいな決断をしないように意識しながら、活躍できる環境を探しました。

その時、出会ったのがINTLOOPです。他社も含め面接のときには、「一緒に働く人はどんな人なのか」という部分も優先度高く見ていました。面接官はコンサルティング事業本部の久保田でしたが、自分よりも多くのキャリアを積んできているにも関わらず、「まだ伸びしろを感じている」という話をしていたのがすごく印象的でした。

自分の上司になる方からも成長欲求を感じ、魅力が伝わりました。これがINTLOOPへの入社を決意した一番の決め手です。

INTLOOPに入社してまだ1年足らずですが、大手小売ホールディングス企業のDXをPMOとして推進する中で、AIやデータサイエンスといった技術を活用しながら、日本を代表する企業のDXプロジェクトに関われるというのは、難しさも面白みも感じます。

自分がこれまでやってきた知見を活かせる局面はもちろんありますが、自分がまだ踏み入れたことのない領域もあるので、キャッチアップしながらお客様に価値を提供していかなければいけない、がむしゃらにならないといけない部分も感じます。

でも、それは自分のキャリアとって、無限の可能性です。PMOとしての道を歩むこともできますし、DBが得意ならデータベースの設計コンサルやデータベースのスペシャリストとしての道もあるでしょう。

INTLOOPには、成長意欲をもって業務に取り組んでいるスペシャリストが多くいるからこそ、自分自身にも新しい可能性を広げることができると感じています。

オリジナリティをつくりたい──目指すコンサル像と将来のビジョン

▲会議中の中川

▲会議中の中川

自分が過去に関わったクライアントから「もう一度戻ってきてほしい」といわれるようなコンサルタントが自分の理想です。

ITセキュリティやデータベースなど技術を買われて指名されることも嬉しいことではありますが、自分の仕事の仕方や流儀を認めてもらい、再度指名されるコンサルタントを目指したいです。

そうなるためには、素直さと泥臭さ、アグレッシブさが必要だと思っています。ビジネスとして最低限守らなければならないラインはありますが、柔軟性を活かしながら、線を引かずに何事にも耳を傾けることが重要です。

そのベースがあった上で、オリジナリティがあることに取り組むべきです。コンサルタントとして尊敬する方は社内にもたくさんいらっしゃいますが、「誰かのようになりたい」とは思っておりません。誰かのコピーではなくオリジナリティを出せる人になりたいからです。これは今後チームの後輩ができたとしても伝えていきたいですね。

自分自身としてはプロジェクトを進める上での勘どころ、ステークホルダーと調整しながら、品質やスケジュールの管理、デリバリー部分やコスト管理などのQCDをまとめ上げるプロジェクトマネジメントの部分でオリジナリティを持ちたいです。

そして将来的には、自分でプロダクトかサービスを生み出したいと考えています。お客様と一緒にこれまで実現してきたことを振り返って、今度は自分が本当にやりたいことを見つけだしていきたいと思っています。

それはたとえば、農業分野にあるかもしれません。畑仕事の経験があるわけではないですが、これまで自分が培ってきたITの経験と、何か変化を起こそうと取り組んでいる分野との掛け合わせで新しいことができればと考えています。

やりたいこととしては「社会貢献」というキーワードくらいしかまだない状態ですが、今まで経験してきたプロジェクト、蓄積してきた知見やスキル、あるいはこれから自分がやりたいと感じたことを通して、自分にしかできない「なにか」を見つけていきます。

そして自分と社会へ還元していきたいですね。

INTLOOP株式会社

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