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NTTデータへの転職は正解だった。より良い社会の実現に向けてたどり着いた現在地

前職で自治体ビジネスに携わったことが契機となり、2020年NTTデータに入社した熊切 亮太。現在は行政機関と金融機関に対する新規ソリューション提供の企画営業に携わっています。目標は双方をテクノロジーで支援し、その先により良い社会を実現すること。熱い想いを胸に走る熊切が、今までとこれからを語ります。【talentbookで読む】

新しい価値を届けるための推進力は、日々積み重ねた信頼から生まれる

NTTデータ社会保障事業部に所属する熊切は、行政機関と金融機関をつなぐ預貯金照会の電子化のためのソリューション、pipitLINQのセールスを担当しています。

熊切 「pipitLINQとは、統一フォーマットの電子データを活用し、預貯金照会業務を効率化するサービスです。この預貯金照会とは、自治体が税金の滞納や生活保護の受給申請などを確認する際、金融機関に対して預貯金の照会を要請することを指します。これまで紙ベースで行われてきた預貯金照会業務をデジタル化することで、郵送コストやタイムラグ、そして人的負担を軽減し、手続きの煩雑さを解消します」

社会全体でDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進される中、行政機関や金融機関の多くは具体的な施策を模索しています。最終的には対応しなければならないことを理解しつつも、電子化や改革に不安を抱く機関も珍しくありません。

熊切 「新しいソリューションを導入していただくためには、その変化の価値について、お客様に理解してもらうことが大切です。それがこの仕事の難しさでもあり、楽しさでもあります。お客様と共に進む道のりは前例のないことだらけで、刺激的です。

また、自ら提案してソリューションを展開するビジネスは、NTTデータとしてもチャレンジングな領域です。そういった会社としての挑戦に携われるやりがいも感じます」

社内外いずれの視点でも新しい取り組みに真正面から挑み、セールス担当者としてあらゆるステークホルダーと向き合う。周囲との連携が鍵を握る事業推進のポイントに、熊切は「コミュニケーション」を挙げます。

熊切 「周囲との信頼関係を築くためには、気兼ねない声がけや雑談が必要です。また、私たちにとってサービス導入はゴールではありません。導入後の声にも丁寧に耳を傾けるよう心がけています。こうしたコミュニケーションは、改善につながる課題発見のきっかけでもあります。日ごろからの信頼の積み重ねがあるからこそ、お客様や社内外のメンバーと同じ方向へと向かうことができます」

行政関連のビジネスに関わる面白さと魅力──社会の一端を担う醍醐味

現在はpipitLINQの提供を通じて行政・金融機関に価値貢献する熊切。そのキャリアの背景には、自治体ビジネスの魅力に目覚めた前職での経験がありました。

熊切 「以前勤めていた人材会社で、自治体に関わるセクションに配属されました。自治体の方々と話すうちにわかったのは、地域には人材不足だけではなく、さまざまな問題が山積しているということです。各地域の課題に対して、もっと自分にできることはないのだろうか、と感じました」

自治体の事業には、企業が取り組むビジネスとは異なる特徴があります。熊切は自治体に関わるビジネスを通じて、社会全体の本質的な課題に取り組むことができる喜びを感じるようになっていきました。

熊切 「自治体のビジネスに関わると、日本や社会全体に変化をもたらす一端を担うことができます。というのも、自治体の業務や予算配分は、国の方針に紐付くものだからです。その自治体を支援する立場に自分がいると、日本や社会の課題に向き合っている実感がわきます。

また、自治体の取り組みは、基本的に年度ごとに変わります。時流の変化が反映される事業に伴走するので、私たちも先端の課題に取り組むことになります。こういった変化への柔軟な対応は大変なこともありますが、経験を重ねていくうちにやりがいだと感じるようになりました」

自治体を支援することで、日本や社会を変えていきたい。そんなビジョンを抱いた熊切にとって、公的な機関と取引ができ、自社でソリューションを生み出せるNTTデータは、まさに理想的な職場でした。さらにpipitLINQのセールスに携われることが、熊切の転職の決意を後押ししました。

お客様の声を礎に自身とチームのセールス力を高めていく

熊切 「NTTデータに入社すれば、自身のバリューを最大限に発揮できると確信しました。pipitLINQの話を受けて、面接でも『このソリューションを販売できるのは自分しかない』と伝えたのを覚えています。今になって考えれば恥ずかしいですが、その想い自体は今も変わりません」

熊切のこの強い思いは、これまで培ってきた自治体ビジネスの経験に裏付けられたものです。自治体と向き合ってきた時間は、熊切の仕事に対する姿勢そのものを育んできました。

熊切 「すべての答えはお客様との対話の中にあります。お客様の声を徹底的に聴いて初めて、解決策を提示できます。

私たちのお客様である行政の方々は、経済的な利益を獲得したいわけではありません。税金をいただいている立場として、地域や日本をより良くしていくことに真摯に向き合っています。私たちはそんなお客様の熱意を受け止めたうえで、『地域のため、社会のためになることは何か』という問いを追求しながら、その問いに向き合い続けることが大切です」

熊切はNTTデータ入社後も、真摯にお客様に寄り添う姿勢を大切にしました。その結果、お客様からは“NTTデータの人”ではなく、“熊切”として認識されるようになっていきました。

熊切 「ありがたいことに、お客様からは『困ったら熊切に相談してみよう』と頼っていただけることが多いです。しっかり個として認識いただき、評価していただけることは、ひとつの指標ですね。個人的には、NTTデータという看板に頼るのではなく、個として信頼を寄せられることがセールスパーソンとして大切な要素のひとつなのではないかと思います」

そして、熊切は自身が個のセールスパーソンとして成長するだけでなく、チーム連携の礎としても自身の学びや経験を広げていきました。

熊切 「誰のために仕事をしているのか。この認識を共有することは、チームワークを成功させるうえでとても大切です。お客様の声を徹底して聞き、それをチームメンバーに共有して、認識をすり合わせるようにしています。今後は社会に良い影響を与えていくというミッションもチーム全体に浸透させていきたいですね」

柔軟な働き方を選び、自身の強みを発揮する──その先に描く未来

熊切はNTTデータでの仕事に加え、アドバイザーとしてベンチャー企業にジョインしています。副業を始めたことで、自身が関わる双方の組織に実りがあると実感しています。

熊切 「結果的に自身のキャリアのバランスがとれたように感じます。それぞれで私が求められる立場や課題の抽象度も異なるので、学べることもそれぞれ違うんですよね。ハイブリッドな働き方の相乗効果でスキルを伸ばしつつ、それを還元できる人材になりたいです」

さまざまな軸で意欲的にレベルアップを図る熊切。その情熱の根源には、「社会をより良くしていきたい」という変わらぬ目標があります。

熊切 「今後はpipitLINQだけでなく、NTTデータの新たなソリューションの営業にも携わっていきたいです。そうした活動を通じて自身の強みを発揮し、NTTデータ全体のパフォーマンスを上げていけたらいいな、と思います。

そして、その先にある社会全体をより良くしていきたい、という想いはいつも変わりません。この想いは、働く誰しもが持つものかもしれませんね。同じ志を持ち、協力してくださる方々と手を取り合いつつ、今後も新しい領域へと果敢に挑戦していきたいです」

ソリューション提供を通じて行政機関の業務効率化を支援し、より良い社会を導く。

各分野のプロフェッショナルが集い、社会に大きなインパクトを与えられる取引先とのビジネス創出をしていく。壮大なビジョンを描く熊切にとって、NTTデータは、働きがいのある環境です。

熊切 「他の事業部と連携しながら推進する案件も非常に多いです。NTTデータにはさまざまなセクションがあり、協力しながらお客様に向き合い、最適なソリューションを提案できる。また、私たちが推進する取り組みが新聞などのメディアに取り上げられることもあります。社会的な影響を感じられるような環境で業務に携われることは、NTTデータが持つ魅力のひとつなのではないでしょうか」

社会をより良くする──。熱い想いを持ち、実現に向けて邁進する熊切。より豊かな社会につながるソリューション提供に向けて、これからも走り続けます。

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