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「感じるこころ」を大切に──ウェルカムの若きマネージャーが語る等身大の歩み

▲大学時代のゼミの同期と。今でも交流が続いています

2017年4月、新卒入社で株式会社ウェルカムに入社した金子 有咲。現在は、デザイングループ「CIBONE」のマネージャーを務めています。入社から5年を迎えた彼女が、今改めて学生時代を振り返り、当時の就職活動状況やウェルカムへの入社を決めた理由、描いている今後のキャリア像について紐解いていきます。【talentbookで読む】

“今”の自分の感性を大切に──やりたいを見つけていった学生時代

1994年、神奈川県に住む両親のもとに生まれた金子。幼少期から周りを気にかけ気遣いのできる性格だったと言います。

金子 「早生まれの弟がいることもあってか、周りにいる人みんながその場を楽しく過ごせているか気になるタイプでした。学校の先生に『誰とでも仲良くできるね』と言われていた気がしますが、フレンドリーというよりは、自分と仲が良い・良くないに関わらず皆が楽しいことで初めて自分がのびのびやれるという感覚です。この性格は、今も変わっていないなと思いますね」

また、色鉛筆を使って絵を描くことが好きだったと言う金子は、自分の感性を大切にしています。

大学進学時も、将来の夢や未来の自分ではなく、“今”の自分の感性を大切に考えて、色彩科学を学べる大学への進学を決めました。

金子 「入学後は、さまざまな授業を履修しました。中でも『美学』を受講した時、美しいという感性を深堀りする作業がおもしろいと感じたんです。そこから哲学の分野へのめり込んでいって、自分の学部のゼミと他学部のゼミの二つに所属し、同じくらいの熱量で注力していました。入学時とやりたいことが変わっても大学へ進んだからには最低限何かを獲得したい、という想いもあり、日々予定は詰まっていて大変でしたが、とても充実していましたね」

ゼミを二つ掛け持ちしながら、自身の感性を磨いていった彼女は就職活動が始まる前に最初の壁にぶつかりました。

金子 「将来の仕事のことを考えてこなかったので、就活目前にようやく『私が大学で学んでいることは仕事に結びつかないのではないか』と思い至りました。周りに就職活動をしている友人も少なかったので不安になりましたね。『仕事ってなんだろう』そんなことを漠然と考えながら焦っていたと思います」

そんな金子に、当時親しかった友人がきっかけで、やりたいことが見え始めました。

金子 「大学時代の大好きな友人が心のバランスを崩し、家から出られない状態になってしまったことがありました。そんな状況でも、家のインテリアを見に行ったり、DIYのアイデアを探しに行ったりする際は、一緒に外出ができたんです。自分自身がよくわからなくなって思い詰めているとき、人って目の前の暮らしと向き合って見直して、自分の居場所をどうしたいか、ということが気になるんだなということに気がつきました。

私自身も中学時代、一時期学校に行けなくなった頃、自分の部屋を頻繁に模様替えしたり、絵を壁に貼ったりしていたのを思い出しました。友人との時間をきっかけに、自分を見失わないための居場所、自分自身を大切にするための手がかりをつくる仕事に就きたい、と考えるようになりましたが、その助けになる場所として“ライフスタイルショップ”という選択肢があると感じました」

友人との唯一の外出の場所──それが株式会社ウェルカムの運営する“GEORGE’S”でした。

ここで、就職活動の手がかりを掴んだ彼女は、実際にさまざまな企業を研究していきます。

就活生と企業ではなく、ヒトとヒト。対等に話せたと感じられる企業だった

▲入社一年目、大晦日営業後店舗メンバーと

2016年3月、就職活動が解禁になるタイミングで手がかりを掴んだ金子は、“GEORGE’S”の運営会社を調べ“TODAY’S SPECIAL”や“DEAN & DELUCA”など、よく足を運んでいたブランドも運営しているウェルカムに辿り着き、エントリーすることを決めました。

金子 「当時は、ウェルカムにもエントリーしましたが、同時に福祉系の企業や団体、大学で学芸員の資格を取得していたのでそちらの道に進むことも考えていました。“自分らしさがわからなくなることがあったときに、手がかりになる場所に携わりたい”という気持ちを軸に幅広く就活をして、迷いながらも、時間が許す限りさまざまな企業にエントリーし、説明会に参加しました」

さまざまな企業と出会った金子は、ウェルカムに対する第一印象を次のように話します。

金子 「率直に、明るい人たちばかりで陽のパワーに圧倒されました(笑)。ウェルカムはアルバイト先や大学の先輩の延長線に近いような感覚で、ひとりの人間として対等に話ができる環境が最初からあったように感じます」

金子が当時学生目線で感じた、ウェルカムの印象は“ギャップのない、ひとりの人間として話ができる会社”。

入社の意欲が高まっていた彼女ではありましたが、最終的な入社の決め手とは。

金子 「最終選考まで進んだ段階ですでに、この選考に受かったらウェルカムに入ろうと思っていました。最終的に決め手となったのは、“説明会からの選考過程”です。説明会の雰囲気、そこに関わる面接官などウェルカムのコアメンバーに心を開いている雰囲気を持っている方々が多かった印象があります。

『面接官に審査をされる』という気持ちで臨む学生にとって面接の時間は本当に緊張しますが、“対話”するような感覚の面接だったり、ひとりの人として同じ目線で向き合ったり、心を開いて面接してもらった感覚がありました。私もつられてオープンに自分らしく話ができ面接後に『良い時間だったな』と思えました。

ウェルカムの理念に“感性の共鳴”がありますが、生活の中でも仕事上でも、本当にそういったコミュニケーションを取っている人たちの集まりでできている会社なんだなと肌で感じました」

会社の魅力を感じるとともに、それと同じくらいウェルカムで働いている人に憧れを抱き、「この人たちと働けたら自分もそんな人柄になれるのではないか」と考えた金子は、最終的に入社することを決意しました。

知識不足にコンプレックス、数々の苦しみを乗り越えて見えた、仕事の意義

▲CIBONE CASEにて、CIBONE GYRE 異動前に店舗メンバーと

入社後、一週間の入社後研修を経て、CIBONE CASEへの配属が決定しました。当時はCIBONEのことはあまり知識がない状態でのスタートとなり、苦しんだこともあったと話します。

金子 「CIBONE のブランド自体は知っていましたが、私はもともと会社全体のコンセプトやライフスタイルショップというあり方そのものに関心があって入社したので、デザインへの理解が浅く、とても不安でした。デザイングループの中でも、つくり手の皆さんとの関わりが深いブランドだと思います。場所もとても洗練されていて“力”があり、感度の高いお客様ばかりですし、国内外のデザイナーの作品を扱っているので、デザインを学んでこなかった私にとってプレッシャーでもありました。

覚えなければならないことが山積みで、心が折れそうになる日々もありました(笑)。私は展示の勉強会でも何をどう質問すればよいかもわからない状態なのに、その横で作家さんと友人のように話す先輩メンバーを見て、知識不足へのコンプレックスや、同じ場所にいても見えている世界が違う感覚に焦りを感じました」

CIBONEを作り上げる一員として、自分自身がここにいていいのかという葛藤を抱えた金子にある転機が訪れます。

金子 「嘉手納 重広さんという造形作家さんに出会いました。CIBONE CASEがオープンしたタイミングで作品を取扱うことになった方でした。毎年開催する展示では、年を重ねるごとに作品がパワーアップしていて、雑誌に載り知名度も上がって、作品も環境も素敵に変化していっているのを私も一緒に感じさせてもらっています。

個展でご本人が在廊してくださるタイミングや、スタッフに向けての勉強会で作家さんとMDの今川さん(CIBONE MD兼CIBONE Brooklyn マネージャー:今川 拓人)が制作の相談をしたり互いに感謝を伝えている様子を近くで見ていました。その経験を経てCIBONEが在る“意味”を理解できるようになりました」

ウェルカムの理念である“感性の共鳴”を体感したエピソードも語ってくれました。

金子 「“感性の共鳴”という理念を文字通り理解したつもりではいましたが、作家さん自身が毎年の個展を通じて、つくり手が生き生きとあり続けるために、クリエイティブなことが好きな人たちが存在できる場所としてCIBONE があるというのを実感したとき、“感性の共鳴”ということばを本当の意味で理解できた気がして、気づけば仕事が楽しくなっていました」

入社から3年を経て、周りの先輩メンバーやクリエイターと関わり続けた金子が、仕事にやりがいを見つけ始めたころ、サブマネージャーとしての話がやってきます。

「ウェルカムで働くヒト」で在るために、これからの私にできること

▲2022年11月現在の金子

2019年、金子にサブマネージャー昇格の話がやってきます。

金子 「CIBONEは、ただつくり手のものを届けるだけではなく、つくり手がつくり手として自分らしく居るための場所、デザインが好きな人が好きな気持ちを絶やさずに居るための場所。つくり手だけではなく、クリエイティブなことや美しいものが好きでCIBONEで働いてくれているメンバーたちが楽しく働き続けられる場所を作ることは、デザインに詳しくない私にもやれるかもしれないと気づき、チャレンジすることを決めました」

そして、2020年にCIBONE CASE マネージャーとして昇格、2022年にはCIBONE マネージャーに異動があった金子。そんな金子が描く今後のビジョンとは。

金子 「ウェルカムのポリシーの中に“感じるこころ”ということばがあります。今、私がマネージャーを務めているCIBONEで働くメンバーたちが楽しく、入社した当時のピュアなこころで目の前の仕事ができているのかどうかを考えながら働くことを心がけています。お店のメンバーそれぞれの“感じるこころ”を発揮してやりたかったことが実現できる場所を作っていきたいです。

それから、今すぐにこれをやりたい!という明確なものはありませんが、入社から6年かけてやっと、CIBONEが在る意味が自分なりにわかってきました。ここで学んだたくさんのインプットを、次はアウトプットしていけたらと思います」

最後に、挑戦してみたいことを彼女に訊ねてみました。

金子 「これまでずっとCIBONEというブランドで働いていますが、入社式の企画に携わったり、全社方針会に関わらせてもらったり。少し行き詰まったタイミングで、そういったことに引っぱり出してチャレンジさせてくれる環境に感謝しています。なので、いつかはグループ全体に関わる仕事で逆の立場ができたら、と思っています」

自身の“感性”を大切に、入社してから走り続けてきた金子。

ウェルカムへ入社し、新社会人としてスタートを切った彼女はどんなに悩んだ状況の中でも、「やっぱりウェルカムで働くヒトが好き」と話します。

憧れ続ける、「ウェルカムで働くヒト」で在るために、一緒に働くメンバーを思いやる彼女の歩みは止まりません。

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