多くの人にSBCの魅力を伝えたい。自分がファンになることで、その想いが伝播していく | キャリコネニュース - Page 2
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多くの人にSBCの魅力を伝えたい。自分がファンになることで、その想いが伝播していく

SBCメディカルグループ(以下、SBC)にて、D&C(ドクター&クリニック)ブランディング部のグループ長を務める堀越。デジタルツールを駆使して、一人でも多くのお客様にSBCの魅力を伝えるため日々尽力しています。クリニックや医師に対する想い、そして大切にしている仕事観を堀越が語ります。【talentbookで読む】

医師やクリニックの魅力を伝え、SBCのファンを増やすことが最大のミッション

堀越が在籍するD&Cブランディング部では、SBCに所属する医師やクリニックのブランディングを行っています。

堀越 「2023年1月現在、SBCは国内外に127院のクリニックを展開し、所属する医師の数は350名を超えます。そのため、『どのクリニックに行けばいいのか』『どの先生に施術をしてもらえばいいのか』の判断はお客様だけでは難しいと思います。

そこで、私たちはInstagramやメールマガジンなどのSNSツールを駆使して、それぞれの医師やクリニックの魅力を伝え、『この先生に施術をしてもらいたい』とお客様に感じていただけるような取り組みを行っています」

D&Cブランディング部には15名のスタッフが在籍。部署には2つのグループが存在し、そのうちの1つを堀越がまとめています。

堀越 「私が在籍する第2グループには4名のスタッフがおり、主に2つの業務に取り組んでいます。

1つ目は、各クリニックに在籍するクリニックプロモーションプランナー(以下、CPP)と連携したブランディング施策の企画立案と運用です。SBCには、クリニックごとに集客やプロモーションを担当するCPPという職種が存在します。私たちはそのCPPが行う集客施策の効果を高める手助けを行っています。

2つ目はCPPの教育です。SNSマーケティングは日々進化しているので、新しい情報を提供したり、よりPDCAを回しやすい分析方法を伝授したりすることで、CPP一人ひとりが自走できるようになることを目指しています」

D&Cブランディング部は2年前に発足したばかり。部署発足時のミッションはCPPの教育でしたが、現在では業務の幅が広がってきていると言います。

堀越 「部署発足後は、CPPを教育することに注力していたのですが、そもそもCPPを育てる目的は、クリニック内で医師やクリニックのブランディングを完結させることです。私たちの目的は、医師やクリニックのファンを作ることであり、そのための手段の一つが教育なんです。

こうして改めて目的に立ち返ったときに、自然と業務の幅は広がっていきました。現在はスタッフ教育に加えて、デジタル領域を用いた戦略の立案やインフルエンサーとの企画立案などを行っています」

知ってもらいたい、そして好きになってもらいたい。ぶれずに持ち続けている想い

SBCに入社する前、堀越はゲームデザイナーとしてのキャリアを歩んでいました。

堀越 「音大を卒業後は音楽や映像に携わることができるゲーム業界に入社し、さまざまな仕事を任せていただきました。

その会社には10年間勤めたのですが、ふと自分のスキルや知見がとても狭いことに気づき、この先の人生で何をしたいのか見つめ直したんです。そのときに、自分が好きなものをたくさんの人に伝えることができる仕事をしたいと思い、転職を決意しました」

未経験の業界に挑戦してみたいと思った堀越は、当時興味のあった美容医療業界に注目します。

堀越 「転職活動の軸となっていたのは、自分の好きなものに関われる仕事であること、そして自分のスキルが活かせることの2つでした。今までとは違う業界で挑戦したいと考え、当時興味のあった美容医療業界に的を絞りました。もともとSBCのことは知っていたので、ここでなら新たな自分に出会えるのではないかとワクワクしたことを覚えています」

その後、2019年7月に縁あってSBCに入社が決まった堀越。前職で身につけた動画編集スキルなどが買われ、湘南美容クリニック新宿本院にて新たなキャリアをスタートさせます。

堀越 「SBCの中で最も大きな湘南美容クリニック新宿本院に配属となり、SBCのトップドクターである金(キム)医師の集客を任されることになりました。入社後に金医師から『知り合ったばかりのあなたの何を信じたらいいの?』と言われたことがあるんです。この言葉がストレートに響き、まずはこの人の信頼を勝ち取るところから始めなければならない、と思ったことを覚えています。

今思えばきつい言葉にも聞こえますが、こんなに正直に話してくれる方なんだ、と驚いたとともに嬉しくて、もらった仕事には120%で応えよう、というモチベーションになりましたね」

そうして堀越は、新宿本院と金医師のブランディングに尽力し、大きな成果をもたらしました。

堀越 「金医師は、誰とでもざっくばらんに会話をし、お客様を幸せにすることを何よりも大切に考える方です。そんな金医師の魅力をどうしたら多くの人に伝えられるのだろうかとたくさんの企画を立案し、YouTube動画の投稿をメインで行っていました。その結果、金医師の売上がぐっと伸びたんですよ。集客のお手伝いができて本当に嬉しかったですし、金医師と駆け抜けた2年間でしたね(笑)」

堀越にはずっと大切にし続けている想いがあると言います。

堀越 「私のブランディングのベースにあるのは、この人を多くの人に知ってもらいたい、そして好きになってもらいたい、という気持ちです。

前職でもその気持ちは強かったので、そこは自分の中にあるぶれない軸なのだと思います」

お客様が喜ぶ姿を間近で見ていたからこそ、その感動を一人でも多くの人に伝えたい

湘南美容クリニック新宿本院にて、自身のスキルを活かして日々奔走する堀越に、その後ある転機が訪れます。

堀越 「2020年にD&Cブランディング部が発足し、私もプロジェクトメンバーとして参画することになりました。もともとPRやマーケティングという仕事に興味があったので、ゆくゆくはクリニック単体の集客から、会社全体のブランディングなどもう少し広い活動ができればと考えていました。

クリニックや医師に恩返ししたいという気持ちや、『新しいことに挑戦できる!』とワクワクした気持ちが強く、異動を決意しました」

新しい部署への異動を決めた堀越ですが、立ち上がって間もないこともあり苦労もあったと言います。

堀越 「最初はクリニックのスタッフ(CPP)教育が私たちのミッションだったので、教育教材や研修プログラムを一から作り上げていく必要がありました。自分の足りない知識をインプットしながら、どのようにしたらスタッフに分かりやすく伝えることができるだろうかと摸索する日々が続きました。

さらに、インプットしたスキルを自らがクリニックで活かし、CPPにレクチャーする、という流れを繰り返す日々。最速でPDCAを回すことが求められるため、プレッシャーもありました。ただ、苦労した分CPPスタッフの成長は著しく、スタッフの成長は大きなモチベーションにつながりましたね」

クリニックでの勤務経験が現在のブランディングに活きていると堀越は話します。

堀越 「クリニックに勤務していたとき、医師の対応や施した治療に対して、お客様が喜んでくださる姿を私は間近で見ることができました。その経験こそが私の強みです。

お客様が感動してくださった、その瞬間を多くの人に知ってほしいんです。いまだに美容クリニックは敷居が高いと思われることも多くあります。勇気を出してクリニックにお越しいただき、笑顔になって帰られるお客様を見るたび、私はこの感動をどうしたらより多くの方に伝えられるだろうかと考えていました。

今はこの考えを現場のCPPに伝えることで、担当する医師やクリニックのブランディング戦略を考えるヒントになるんじゃないかな、と思っています」

新たな課題と向き合うことで、D&Cブランディング部の可能性をより広げていく

D&Cブランディング部の設立から2年が経ち、堀越は新しい課題も見えてきたと話します。

堀越 「医師の技術面のみを活かしたブランディングでは、一人の医師に指名が集中してしまうことがあります。『一番上手な医師に施術してほしい』とお客様のご希望があった場合、案内できる医師は一人に限られるためです。ですが、お客様の判断基準や医師に求める技術は一人ひとり異なります。

あるお客様にとっては跡が残らないことが判断基準、あるお客様にとっては痛くないことが判断基準。そのため、お客様のニーズをできるだけ細かく分析し、それに対する打ち手をブランディングの軸にすることが大切だと考えています。

今までSBCが用いていたマス向けのマーケティング戦略にプラスして、お客様に自分ごととして捉えていただく。

こうしたブランディング力が今後は必要になってくると感じています」

続けて、堀越はこう語ります。

堀越 「私はお客様にファンになってもらう前に、まず自分が医師やクリニックのファンになることも大事だと思っています。そうすることで、お客様にもより想いを伝えることができると思うんです。

クリニックでお世話になった金医師は、たとえばお客様が二重まぶたの施術をご希望されたときに、二重になったことで人生がより豊かなものになってほしい、という考え方をされていました。私はこの考え方がとても素敵だなと思ったので、想いの部分を打ち出すブランディングに注力したんです。

クリニックで医師と共に働いていると、医師の良いところがたくさん見えてきます。知っているからこそ打ち出せる医師の強みと、技術面のアプローチを掛け合わせることで、まだまだブランディングの幅は広げられると思います」

最後に、部署としての今後のミッションを聞いてみました。

堀越 「D&Cブランディング部のメンバーも15名まで増え、さまざまなスキルを持つ集団として成長してきました。私たちのミッションは今までと変わらず、医師とクリニックのファンを増やすこと。そのために、今まで取り組むことができていなかったイベントやPRの領域にも今後は着手していき、ブランディングの手法を広げていきたいですね。

2025年には、SBCが展開するクリニック数が200院になります。3年後に向けて、各クリニックのCPPたちがブランディングの分野で活躍できるよう、引き続き土台作りも大切です。そして、何よりも各クリニックのCPPの頑張りがとても重要なため、それぞれのスタッフが自走できるよう、教育にもより一層力を入れていきたいと思います」

SBCのファンを増やすためには、まずは自分が医師・クリニックのファンになることが大切だと話す堀越。この想いがお客様に伝わり、そしてSBCの成長にもつながると信じて、これからも堀越は日々邁進していきます。

SBC メディカルグループ(湘南美容クリニック)

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