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「選択できて当たり前」な社会へ──社内制度を活用して柔軟な働き方を実現~メンバー紹介 v.16~

現場で活躍するDXCの社員にフォーカスし、業務内容やキャリア、やりがいをご紹介するシリーズ。今回は、ServiceNowコンサルタントとして活躍する尾池のストーリーです。DXCに中途入社を決めた理由や、社内制度をフレキシブルに活用して働く姿を追います。【talentbookで読む】

社員のフレンドリーさに惹かれて、DXCのメンバーに飛び込む

2021年10月にDXCテクノロジー・ジャパン(以下DXC)に中途入社し、ServiceNowコンサルタントとして活躍する尾池。

DXCに入社する以前は、金融系のインフラ運用アカウント業務、運用設計、システム保守に15年ほど従事。その後、4年ほどServiceNow開発・保守に携わり、IT運用基盤となる自社サービスの立ち上げや企画・開発などを担当していました。しかし、サービスを立ち上げて本番稼働に移行してしまうと、できることが限られてしまう。このことから転職を考えるようになりました。

日系、外資問わずSarviceNowの経験を活かせる職場を探していた尾池。転職を考え始めたときはDXCの存在は知らず、転職エージェントから紹介された企業のひとつでした。そんな中で入社にいたった決め手は、面接で出会った社員の話しやすさだったと言います。

尾池 「何社か面接に挑んで、1番フレンドリーで印象が良いと感じたのがDXCでした。最初の面接官が人事担当者ではなく現場の担当者で、IT業界のあるある話でとても盛り上がったことを覚えています。何人かと実際に話をする中で、抱えている課題やめざしている方向性もはっきりしていて、この人たちと一緒に仕事をしたいと思いました。

また、DXCのYouTubeで社員が楽しそうに自社のカルチャーを説明している様子を見て、社内の雰囲気が良さそうだと感じました。このことも、背中を押してくれた大きな理由の一つです」

自身のミッションに加え、若手メンバーの成長を見守る

▲ チームメンバーとミーティング

入社以降は、日本と海外に拠点を持つ製薬業界のお客様を担当。ServiceNowシステムの保守運用を行いつつ、今までの運用管理の経験を活かしてデリバリーマネージャーのサポートも行っています。

尾池 「私のミッションのひとつは、お客様の持つシステムの保守運用にまつわるさまざまな課題を、システムの側面から提案し、支援することです。新しい改修の相談や不具合情報に対して統制が取れた管理ができるよう最適な解決策を提案しています。システムの開発は、DXCテクノロジー・ベトナムが担当しているため、日々の進捗状況や品質面の確認なども行っています」

また、チームの若手メンバーを、お客様としっかりコミュニケーションがとれるように育成することも大切なミッションだと話します。

尾池 「お客様との定例会ではあえて若手メンバーにお客様と話をしてもらいます。事前に資料やトークスクリプトを作成し、どうしたらお客様にわかりやすく説明することができるのか、アドバイスをしたり一緒に考えたりしています。最初は主観で話していて相手になかなか伝わらなかったことも、準備を重ねて本番では上手くできるようになり、喜んでいる姿を見ると私もとても嬉しくなります」

尾池の所属するチームは、2023年の4月時点で13名ほど。お互いの長所を活かしつつ、チーム一丸となってお客様をサポートしています。

尾池 「チームには個性豊かなメンバーが揃っていて、それぞれ得意なことが違うんです。特定の技術に長けている人、英語が堪能な人、運用が得意な人もいれば、インフラが得意な人などもいます。たとえるなら、いろいろなパズルがうまく組み合わさって、お客様へ良いITサービスを提供できていると感じています」

「多様性の時代」に求められるもの──ライフステージの変化に合わせた働き方へ

ServiceNowコンサルタントとして活躍する尾池は、現在40代前半。離れて暮らす母は、日々介護が必要な状況となり、年に2、3度、1週間から2週間単位で実家のある北海道に戻っています。その期間は郵便物の整理や役所への手続きなど、必要な用事を済ませつつ実家で仕事もしています。

尾池は、親の遠距離介護や子育てというライフステージの変化を経験したことで、合わせて働き方も変化させていく必要性を感じていると語ります。

尾池 「それぞれのライフステージの変化によりますが、いずれ『20代、30代前半のころとは同じ働き方はできなくなる』ことを理解した上で、仕事と向き合う必要があると感じています。四六時中、仕事と向き合わなくても結果を出す方法を模索しなくてはいけません。

そのきっかけは子育てだったり、両親の介護だったり。あるいは自分自身のケガや病気など、変化は誰にでも訪れます。そのときに、自分の職場がどれだけ働きやすい環境か、仲間がどれくらい理解してくれるか、というのは働く上で、生きていく上で重要な要素だと考えています」

DXCでは、両親のサポートをしている人や子育て中の人が必要に応じて休みを取ったり、在宅で仕事をしたりする姿が多く見受けられます。これが実践できるのは、フレックスワークプレイス(在宅勤務制度)などの制度を個人の裁量で活用できる体制を整えていること。そして「誰もがフレキシブルな働き方を実践できるように」と願う会社のポリシーがあるだけではなく、一緒に働く仲間が個々の状況を理解し、尊重するという風土が醸成されているからです。

現在、2児の父親でもある尾池。働き方について、もっと柔軟な社会に変わってほしいとも考えています。

尾池 「多様性の時代ですから、自身の置かれている状況や考え方により、もっと働く場所や時間を自由に選べるようになっても良いと思います。また、それを『選択できて当たり前』という風土を築いている会社が今後増えたらもっと働きやすい社会になるとも考えています」

ともに成長できる人と一緒に。DXCライフを楽しみ、挑戦を続ける

普段から「相手がしてほしいこと、答えてほしいこと」を考え、お客様やチームメンバーとコミュニケーションを取るように心がけている尾池。今後、DXCで挑戦したいことをこう話します。

尾池 「自分が関わっている“業務のモデル化”です。私は、ServiceNowの開発・運用・保守について比較的シンプルで教科書的な使い方をめざしています。『これがDXCのスタイル』という形を作り、半年ほどの期間で誰でもほかのプロジェクトで活躍できる力が身につくエコシステムのような仕組みを作りたいと思っています。そのために、開発・保守の手法やドキュメントの管理方法などを地道に取りまとめています」

今後、DXCで挑戦を続ける上でどんな人と一緒に働きたいか。また、どんな人がDXCでの仕事を楽しむことができるのか、こう話を締め括ります。

尾池 「当社は、チームの枠を飛び越えて積極的に行動できる人が活躍できる会社だと考えています。組織として決まっていないことがあれば自分から答えを探しに行く必要があるため『誰かに決めてほしい』、『レールを敷いてほしい』という人には向かないかもしれません。

私は、お互いに成長を感じられる人と働きたいと思っています。最近は、メンバーの教育に関わることも多く、一緒に試行錯誤しながら成長するのが楽しいです。苦手なこともあるけれど、やってみようと思える。もしくは、新しいことにチャレンジしたいという人は大歓迎です。ぜひ一緒に働きましょう」

DXCテクノロジー・ジャパン

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