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「家庭用ロボットを全世界に広めたい」最先端のソフトウェアエンジニア

Web開発やAI、機械学習に最適な技術として注目が集まるPython。その技術やノウハウを惜しみなくレクチャーしている林淳哉さんは、Pythonに携わって15年以上というベテランのエンジニアです。これまでに大規模なSNSのバックエンドやロボット開発などさまざまな領域を経験してきた林さんに、Pythonをソフトウェア開発で使うときのコツを聞きました。


目次

 ソフトウェア開発に関わって約20年。工学博士のエンジニア
 Pythonやソフトウェア開発についてオールマイティにアドバイス
対面だからこそ伝えられる「ちょっとしたノウハウ」
 Pythonを使うワンランク上のコツ
 「家庭用のロボットが世界中に浸透する未来を目指す」
 

林 淳哉 さんのプロフィール

業界歴15年のソフトウェアエンジニアです。Python やスクラム、ドメイン駆動設計、統計分析、画像処理等が得意です。現在はロボット開発の会社で働いています。

ソフトウェア開発に関わって約20年。工学博士のエンジニア

 

「学生の頃からソフトウェア開発に関わって20年。最先端の技術者で居続けたい」。そう話すのは、ロボット開発に携わっている林淳哉さんです。

長年ソフトウェア開発を続けてきた林さん。大学でソフトウェア開発の技術を習得し、東京大学大学院に在籍中から企業のソフトウェア開発に携わってきました。

「私が博士課程へ進学したとき、修士課程を終えた同級生がスタートアップの会社を立ち上げました。その会社の創業メンバーの一人としてソフトウェア開発に関わり、博士課程を終えてから、そのままその会社に就職しました」

これまでにウェブ開発や自然言語処理、統計分析、大規模なSNSのバックエンドなど、幅広い領域を経験してきたという林さん。2016年からロボット開発の会社にジョインし、最新技術を搭載したペット型ロボットの開発を行っています。

昨今、目まぐるしく進化しているロボット。林さんが開発に関わっている家庭用ロボットは、愛らしい振る舞いや細かなギミックが話題となり、テレビやSNSを賑わしています。

そんな最先端のロボット開発を行っている林さんは、これまでにさまざまな分野でソフトウェアエンジニアとして働いてきた知見を活かし、タイムチケットで「Python」を中心としたソフトウェア開発に関する相談に応じています。

Pythonやソフトウェア開発についてオールマイティにアドバイス

 

Pythonは、シンプルなコードとたくさんのライブラリが特徴的なプログラミング言語。AIや機械学習、ディープラーニングといった今話題の技術や、データ分析、webサービスの構築にも活用されるなど汎用性の高さも魅力的な言語です。

林さんが提供するのは、Pythonをはじめとするソフトウェア開発についてのアドバイス。これまでの経験やノウハウを生かし、Pythonやソフトウェア開発のあらゆる困りごとについてアドバイスをしています。

「これまでにさまざまな人の相談に応じてきました。業務でデータ分析をしている人や大学生、起業をしようとしている人の相談に応じることもあります。

たとえば、マーケティング系の仕事をしている方が仕事の中でデータ分析をしていて、Pythonを独学で使い始めたけれど、やりたいことが上手くできない、という相談が寄せられます。

そういう人には、ライブラリの使い方ややりたい課題に対してどうアプローチするといいか、などをお伝えしています」

対面だからこそ伝えられる「ちょっとしたノウハウ」

また、林さんは「タイムチケットでの相談にはなるべく対面で応じたい」と話します。

「ロボット開発の現場では「ペアワーク」や「モブワーク」が採用され、複数人がチームになって業務を進めています。そうすることで業務効率や能率が上がるだけでなく、メンバー同士でさまざまなノウハウを共有することができます。

タイムチケットでも、ゲストとディスプレイを共有し、時にはホワイトボードに図を描きながら議論することで、ゲストの達成したいことの根本は何なのかを明らかにしたり、メインの相談内容以外に、使うと便利なツールや開発の作法などのちょっとしたノウハウを教えることもできます。私自身も学ぶことが多いです」

「Pythonの相談はくるもの拒まず」という林さんは、ロボット開発の仕事上ではGo言語を書くことも多いのだそう。「Pythonに限らず、ソフトウェア開発のことなら何でも相談してほしいです」

Pythonを使うワンランク上のコツ

 

Pythonを使って15年という林さんに、Pythonを使う上でのコツを聞きました。

●開発環境を整える

「昔はemacsやvimなどのテキストエディタで Python 開発をすることが多かったのですが、今はPyCharmなどの IDE(統合開発環境)を使うのがおすすめです。

PyCharmのコミュニティ版は無料ですが、これを使うだけで生産性が上がります。候補となる関数を補完したり、関係するソースコードにワンクリックで移動したり、間違っている箇所をハイライトしてくれたりします」

 
●Type Hintingを使う
 
「Python 3.5から導入された『Type Hinting』という仕組みが便利です。
 
Pythonは型が柔軟な言語であるため、変数がどういう種類の変数なのかはっきりとは分かりにくい場合があります。Type Hintingを使うことで、そのデメリットを補い、PyCharmなどのIDEをより効果的に使えるようになります」
 
venvやcondaで開発環境を分ける
 
「Pythonで新しいプロジェクトを始める際にはvenvやconda(Anacondaを利用している場合)でプロジェクトごとに開発環境を分けることが大切です。プロジェクトのPythonをクリーンに保ち、不要なトラブルを避けることができます」
 
「まだまだ細かなノウハウはたくさんある」と話す林さん。タイムチケットで相談に応じるときには、ソフトウェア開発に関するさまざまなノウハウを伝授してくれるのだそう。
 
実際に相談したゲストからのレビューには、「課題の意図を的確かつ迅速に把握いただき、方針を立てて解決していただきました。対応も非常に丁寧でした」との声も。ほかにも満足の声が多数寄せられています。

「家庭用のロボットが世界中に浸透する未来を目指す」

 

長年ソフトウェア開発に関わってきた林さんは、自身が現在携わっている家庭用ロボットの開発と普及に強い意欲を持って取り組んでいます。

「私の開発している家庭用ロボットはまだ日本でしか販売していませんが、海外にも展開したいと考えています。その日のために新しい技術を学び、最近は英語の勉強もはじめました。いつでも海外に飛べるように準備しています。

将来的には、スマホが世界中に広がったのと同じように、家庭用ロボットも世界中に広まると思っています。先陣を切ってその市場を作りたいです」

Pythonやソフトウェアの開発について困ることがあったなら、多くの知見を持つ林さんに相談してみてはいかがでしょうか。課題の解決のみならず、これまでに知り得なかったことの学びにつながるかもしれません。

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