東京大学大学院を卒業し、企業の研究職に就職。教育業界に10年以上携わり、現在は専業主婦をしているというNorikoさん。カウンセラーの仕事を始めたきっかけは、教員として働いていた時の経験からでした。

「教員として働いていた時、子ども側、そして親御さん側の双方から相談を受けることがありました。さらに、学校で子ども達に勉強を教えながら子どもの様子を見ていると、自宅で子育てをしていた時とは違った視点が自分の中に生まれたので、（物事の視点が変わる）この経験を人に伝えたいと思うようになりました。

ですが、教員の場合は影響できる人の数が限られてしまいます。自分の経験を活かして、もっと多くの人の悩みを解決したいと思っていた時に、タイムチケットの存在を知りました」

「カウンセラーの先生と相性が合わなかったり、具体的な解決策が見つからないままカウンセリングが終わってしまうと、悩みが解決しないどころか、さらにストレスを抱えることになりますよね。

私自身も問題が解決しないまま、モヤモヤしていた時がありました。そんな中、ある1人の先生との出会いがあり、このモヤモヤが解消されることになりました。その先生は、答えを言ってくれるのではないのですが、（先生と）話していくうちに自分の中で問題が整理でき、自分の中から解決策が生まれたんです。

この経験を通して、 解決法を求めて話しを聞きに行っても、結局はいろいろ起こる問題の答えが、自分の中にあるということを知りました。

（カウンセラーとして）ゲストのお話に共感して寄り添うことも大切ですが、さらに一歩踏み込んで（問題解決に向けた）より建設的なお話ができたいいなという思いがサービスには込められています」

Norikoさんのサービスの特徴である「ワーク形式を用いたカウンセリング」も自身が体験した上で効果を感じ、取り入れているといいます。

「頭の中でモヤモヤしていること、考えていることを文字に起こすことで、一度自分の中から取り出して整理することができます。

さまざまな視点から問題を観察できるようになると、具現化されていなかったモヤモヤの正体がはっきり見えてきたり、今後自分の気持ちが、どのように変化していくのかを想像したりすることができます。

このようにより具体的な解決策に辿りつけるのが、ワーク形式のカウンセリングの特徴です」

サービスへのレビューには、「今考えていることが明確化されて気持ちが楽になりました！ 自分の心の底ではこんなことを考えていたんだと驚きました！」「親として不安や課題を抱えている人は自己成長のためにもNorikoさんとお話しすることで、毎日が楽しくなり、ライフスタイルがより良くなるきっかけを見つけられると感じました」という声が。

視点を変えながらゲストの心を紐といていくNorikoさんのカウンセリングに、満足されているゲストが多いようです。

「韓流ドラマにハマりまして趣味として楽しんでいるのですが、ドラマの内容や感想、カウンセリングに役立つアイデアなどの備忘録としてブログを活用しています。そのブログを通じて、同じように楽しんでいる人とのコミュニティが生まれたら面白いなと思っています」

アイデアを発信する楽しさは、タイムチケットを通して学んだと話してくれたNorikoさん。どんな考えも前向きに明るいものに変えてくれるポジティブなパワーを持ったNorikoさんと一緒に、心のモヤモヤを整理してみてはいかがでしょうか。