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キラキラの「インスタ弁当」にプレッシャーを感じなくてもいい 弁当は「手抜き」で十分

毎日の献立を考えるのが大変

毎日の献立を考えるのが大変

「栄養バランスを考えた、ちゃんとした料理」は毎回となると大変なもの。流行りのアプリや雑誌をみると、「みんな毎日こんなちゃんと作ってるの!?私も追いつかなきゃ」なんて焦ってしまったことがある方もいるのではないでしょうか。

もちろん好きでやっている人もいらっしゃいますし、弁当作りをする夫も増えてきました。一方で、期待される「いい妻・いい母」像や役割にこたえなければと無理しすぎてお疲れ気味の女性は少なくありません。

私自身、子育て1年生の頃は慣れない家事の多さにうまくやりくりができず疲弊してしまったことがありますし、この9年で多くの女性と仕事をするなかで、真面目で責任感の人ほど、気づかないうちに公私ともに無理をし過ぎてしまってうまく手を抜けず、急に折れてしまうというケースをよくみてきました。

子育て女性支援のママハピ(会員2万人/ルバート運営)を通じて聞いた、30、40代女性たちの毎日の食事のお悩みや先輩ママの上手な手抜きのコツをご紹介します。(文:ウーマンエンパワープロジェクト 谷平優美)

毎日の献立を考えるのが大変

忙しい中で日々のメニューを考えるのはなかなかやってみると大変です。仕事でいっぱいいっぱいだと、ふと気が付くともうお迎えの時間で何も考えてなかった!なんてことも。

皆さんの工夫を聞いてみると・・

「冷蔵庫にある食材で使いたいものをクックパッドでキーワード検索して献立を見つけてます」
「だいたいの献立を1週間分考えて、生協でくる食材を1週間で使い切ることを目標にやりくりしています。平日にはレシピ付きの時短キット食材もよく使っています」
「食材宅配から送られてきたレシピと材料でつくるだけ、メニューを考えなくていい形に変えたらラクになりました」
「野菜炒め、カレー、ハンバーグなど、おうちで人気のメニューは毎月定番として懲りずによく出します」
「週1で作り置きを大量につくってちょっとずつ消費しています」

昔ながらの「一汁三菜」なんて言葉もありますが、聞いてみると「だいたいは2品で十分だよね。あと1、2品さらに必要なら既製品とか手作り総菜を器に乗せ換えて出すけど全然問題なし」という人や「あったかい料理を出すときは汁はいらんよね」「困ったらワンプレートやドンブリにしてしまう!」というご意見もありました。

「作り置きにハマった時期もあったけど、週末それに必死で逆に疲れたので続かなかった」という人もいたので、自分の心地よいやり方を見つけるのがコツですね。

時間捻出の投資として、家事代行で買い物・料理を外注するという方もいました。

買い物はスーパー、宅配、まとめ買い

毎日スーパーに買い物に行く時間はなかなかない取れない人が多いので、皆さん買い方も様々な工夫をしています。

「週1回の食材宅配で、重い飲料やかさばるトイレットペーパー・おむつなどと、使いやすい野菜・お肉などを買っています」
「肉は月2回、10キロくらい大量買いして冷凍しておいて、日々さっとできるものをだしてます。鶏はむね、もも、ささみ。豚はバラ、細切れなど色々買って小分け冷凍します」
「私は大量にまとめ買いすると逆に冷蔵庫をみてやる気が失せるので、2、3日に1回スーパーでその時安いものや美味しそうなものを買って、作るときに適当にメニュー考えます」
「通勤中にネットスーパーで注文して帰宅後すぐに受け取ります」

などなど。

こちらもまとめ買いしたい人と、少しずつ買いたい人、食材宅配にある程度まとめている人に分かれました。

スーパーが自宅から近い人は、2、3日に1回行く人が多いようでしたが、環境や自分のタイプに合わせて模索してきているようですね。

弁当も、うまく手抜きを

ホームステイで受け入れた外国人留学生に弁当を用意したところ、「彩りと栄養バランスを考えた弁当は全然食べてくれなくて、サンドイッチだけの方が喜ばれた。日本の当たり前は海外の子にウケなかった」という話を、2人から聞きました。

日本のお弁当は多彩で、手が込んでいて素敵な弁当をインスタグラムでも目にします。品数の多さ、きれいな彩り、駅弁・キャラ弁まで、独特の文化が発達しています。

海外では、おやつが市販ピザとか、持参ランチはパンとりんごだけといったケースもよくあります。

「お弁当」は素敵な文化ですが、「栄養と彩りがしっかりしているのが当然」というプレッシャーや、「素敵なお弁当=愛情」という押し付けは、作る側の負担になってきます。

日々、フルタイムで勤務しながら、お弁当も用意するのは大変です。そこで皆さんの工夫を聞いてみると……。

「夕飯を多めにつくって、翌朝、お弁当をほとんど作らなくて済むようにする」

という人が多い印象でした。冷凍食品や市販品についてはこんなリアルな声も。

「適当な手作りおかずより、冷凍食品のトンカツのほうが美味しいと喜ばれた」
「自然解凍の冷凍食品おかずをいれて、保冷剤がわりに使っている」
「あいたお弁当箱スペースには既製品のひじきとかポテトサラダとかを入れています」
「困ったときは無添加ミートボール!」
「市販のパンをそのまま渡した日だってある」

以前は、こうした品を使ったら「手抜き」は揶揄される風潮がありました。しかし、最近はそんな意識も薄れ、「上手に手抜きして何が悪い?」と使う人が増えてきたということだと思います。うまく取り入れれば、食べる人の笑顔と、時間の余裕をもらえる、ありがたいものです。

添加物が不安という方は、食品添加物が少ない、または使われていないモノを選んだり、野菜と組み合わせているようです。冷凍食品もメーカーの技術と工夫の積み重ねで進化しているようです。自分を追い込みすぎて日々イライラするよりは、そのメリットを享受するほうが合理的です。

子どもに親の愛を実感してもらうためには、お弁当よりも、日々のコミュニケーションの方が大事です。忙しい家庭が簡素なお弁当を持ってきた時に、お友達に「かわいそう」なんて発言をしないように、押しつけや思い込みをはずして、親子の会話をしたいものです。

忙しい毎日、子どもたちの笑顔や暮らしの余裕を作り出すのは、「そんな日もあって当然だよね」という、やさしい一言なんだろうなと思います。

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【筆者プロフィール】
谷平 優美
ウーマンエンパワープロジェクト代表/株式会社ルバート代表取締役。早稲田大学商学部卒業後、総合人材サービス会社で新規事業立上げ・執行役員を経て、 株式会社リクルートエージェント(現リクルートキャリア)入社。WEB企画・マーケティング、法人営業を経て退職。出産前後には専業主婦やフリーランスも経験。サロン講師、就職講座講師やキャリアカウンセリングをしながら、無理ない子育て中の働き方を模索するも待機児童となり認証保育園を利用しながら活動。転職支援・キャリア教育に関わった経験と、出産後に感じた様々な社会への違和感に何か発信をしたいと2012年にママハピを創業。2018年、社名変更後は時短ママのジョブシェア体制で事業運営。J-WAVEやフジテレビライブニュースα、東洋経済、NewsPicksなどメディア実績多数。2児の母。

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