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自分に自信がなくて、見栄っ張りな就活生は「大手病」を患いやすい

漠然と「絶対に大手企業に行かなくては」と焦りを感じている就活生の方、いませんか?ビジネス誌や人材会社が発表する人気企業ランキングに影響され、「大手に入れなければ人生終わる」と思い込んでしまう就活生って、結構いると思うんです。

それでは、どんな人が「大手病」に陥りやすいのでしょうか。実際にこの病を患った経験もある私が、考察してみました。(文:ユズモト)

中小やベンチャーにだって素敵な職場はある

(マンガ:ユズモト)

(マンガ:ユズモト)

まず「自分に自信がない人」。周りからの評価を異常に気にする、いわゆる「キョロ充」タイプは大手病になりやすいです。

キョロ充とは、周りから「友人に囲まれ、充実した大学生活を送っている人」と思われたいあまりに、一人でいることを異常に恐れ、常にキョロキョロと仲間を探し、仲間外れにならないように、常に友人たちの顔色を伺っているような人のことを言います。

「大手に就職できなかったら周りからバカにされ、友達も皆離れていってしまうのではないか」という思考から、大手病に陥ってしまうのです。就活に失敗した当時、私もこのようなことを心配していましたが、大丈夫でした。そんなことで友達は離れていかないので、安心して下さい。世の中そんなに性格の悪い人ばかりじゃないです。

また、「見栄っ張りな人」ほど、大手企業にこだわる傾向にあると感じます。「聞こえの良い企業でなきゃ嫌だ」と、特に理由なく就職人気ランキング上位の企業を志望していませんか? 確かにそれも企業を選ぶ一つのポイントではありますが、それだけで職場選びをするのは危険です。

人気企業はエントリー者も多いので、とんでもなく高倍率です。もし運よく内定をとったとしても入った後に、抱いていた華やかなイメージと実際の仕事内容とのギャップに苦しむことになるかも知れません。

「大学の先輩や家族に大手企業勤務者が大勢いる人」も、大手に行けなかったら自分は落ちこぼれになるという意識が働いてしまい、大手病を患ってしまいます。実際には中小やベンチャーにも素敵な企業は沢山あるので、今では、このような事を考えて選択肢を自ら狭めてしまっていたことを後悔しています。

大手を目指すことは悪いことではありませんし、大手企業には福利厚生や給与の水準が高い所が多いのも事実です。しかし、大手にこだわりすぎて選択肢を狭めてしまったり、精神的に追い込まれてしまったりするのはあまりよろしくないと思うのです。大手に入れなかったからといって人生が終わるわけではないということだけは、忘れないでください。

あわせてよみたい:就職先選びに「グローバルニッチトップ企業100選」

 

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