マツコ、”美人の苦悩”にコメント「美人のことは、みんな見てんのよ。誤解されないように過ごさなきゃいけない。すごく大変だと思う」
例えば、会社で仕事の相談をする人や仲がいい人は決まってくるが、
「たぶん、『おはよう』って一言も言ってもらえてない男からはさ、『綺麗な女が自分には振り向いてくれずに、他の男とだけ仲良くしてる』とか、美人ってそういう風にも思われると思うのよ」
と解説。これが、そうでもない人なら誰もまず注目しないし、「そこの“見られるか見られないか”って、美人かそうじゃないで、大っきい差があると思うのね」と指摘した。
「要は美人っててさ、みんな見てんのよ。例えばオフィスに入ってきたらさ、みんなが目で追うわけじゃない。男どももさ。そうなると、その人が誰にどういうことを話してるかっていうことも、無意識のうちに“追われてる”わけじゃない?」
と続けて分析。株式トレーダーの若林史江さんが、思わず「わー怖!」と漏らすと、マツコさんは「そうだよ。だから美人ってものすごい大変だと思うよ」と答えていた。
さらに司会のふかわりょうさんが、「(美人は)普通に接しているだけなのに好意を持っていると思われたり」と水を向けると、マツコさんは
「そうそう。だから、やりすぎると勘違いされちゃうしさ。その辺は平等に、誤解されないように過ごさなきゃいけない。美人じゃない人はそんな苦労ないわけだからさ。大変だと思う美人って」
と、理解されづらい美人の苦労について重ねて慮っていた。
マツコ、若林史江の下ネタは「自己防衛」と見抜く
「美人じゃなくてよかった」とつぶやいた若林さんに対し、マツコはさんは「あんたは美人じゃなくはない。ちょうどいいのよあんたって」と指摘していた。ふだんから下ネタや、幼少期に大をもらした話などを繰り出す若林さんに対して、マツコさんは
「わかってんのよ、アンタがそんなにウンコの話をしたいわけじゃないってこともね。あんたの自己防衛でもあるわけじゃない。あえて下ネタやウンコとか言うのは」
と語りかけ、「ちょうどよく生きてきたでしょ」と見抜いていた。
若林さんは若い頃のモテ期に、男友達の彼女に嫌われたりするため、「嫌われないようにバカをやったりウンコとか言ってると、好いてくれるんですよ」と、自己防衛でキャラを作っていたことを明かした。記事にあったような苦労を若林さんもしていたのだという。これにマツコさんも「男も話しかけやすくなるしね。済ましてる美人よりさ。3日にいっぺんウンコもらしてる女のほうがさ」とざっくりまとめていた。美人を中和するためとはいえ、一般的に下ネタキャラになるのはなかなか勇気がいるが、それもひとつの生き方なのかもしれない。