オタ活で借金120万円抱えても満足「趣味で繋がった仲間を得られた。人を信じる心を取り戻せた」 | キャリコネニュース - Page 2
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オタ活で借金120万円抱えても満足「趣味で繋がった仲間を得られた。人を信じる心を取り戻せた」

オタ活にお金をつぎ込み、満足している人は他にもいる。愛知県の30代男性(契約社員/年収250万円)は、メディアミックス作品「けものフレンズ(以下、けもフレ)」オタク。現在約120万円の負債を抱えているが、精神的には充実しているという。

「もともと1人暮らしが不可能な収入で、実家で『子ども部屋おじさん』をやっていた。そのくせ、楽しみ方の幅が広い『けもフレ』界隈でより多くを求めようとするから、お金がいくらあっても足りない。ただいま約120万円の負債を抱えて任意整理手続き中です」

男性が今まで「けもフレ」関連に使った最高額は1か月で約10万円。公式イベントやオフ会、同人イベントなどに参加し、そのためのコスプレ衣装の購入や交通費もかかるため、総額約100万円はつぎ込んでいるという。しかし男性は、オタ活をやめる気はない。

「これまで経験したことないほど、『けもフレ』界隈で仲間をたくさん得られた。人生の楽しみ方をよく知る彼らの姿を実際に見て、機能不全家族で育った私の心の傷は徐々に癒えて、人を信じる心を取り戻せるようになった」

オタ活によって精神的な充足を得ることができた男性。今後はコスプレ衣装の自作にも挑戦するという。

“コンセプトカフェ”にハマった男性「同じ趣味の女の子と話しながらお酒が飲める」

東京都の30代男性(パート/年収350万円)は、漫画やアニメの要素を取り入れた「コンセプトカフェ」オタク。なんと1か月に50万円を使い込むほどハマっている。

「約2年前に友人とふらっと入った秋葉原のコンセプトカフェ。水商売経験者だったのもあり、キャバクラやガールズバーなど女性が接客してくれるお店は楽しめなくて興味がなかった。コンセプトカフェはメイド喫茶より『萌え』を推しておらず、魅了されてしまった。おそらく総額では数百万円使っているかと。我ながら沼にハマっていると思います」

もともと男性はアニメ・ゲームオタクだったといい、これまでにソシャゲ(ソーシャルゲーム)でも100万円近く課金した経験がある。

「秋葉原という場所柄、コンセプトカフェは同じ趣味の女の子と話しながらお酒を飲める。しかも他の水商売よりもキャストが売り上げにがっついてないのも、オタク気質な自分にとっては魅力です」

金銭面を考えると”ほどほど”にしたいオタ活。しかしオタ活を通して心が満たされ毎日を幸せに過ごせるというのは、何ものにも代えがたいことなのかもしれない。

※キャリコネニュースでは引き続き【アンケート】オタ活で貧乏な人「お酒の失敗エピソード」などのアンケートを実施しています。

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