マツコ、老いに対する実感をコメント「50ぐらいになると、もう若さが羨ましいというよりは、死に近い」 | キャリコネニュース - Page 2
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マツコ、老いに対する実感をコメント「50ぐらいになると、もう若さが羨ましいというよりは、死に近い」

この話題にマツコさんは、「美醜の問題だけで言うと、私もどうでもいい人」と話し出したが、「肉体的な衰え」となると、話が違ってくるという。「もう50近くなって来ると、おじいちゃんおばあちゃんたちの気持ちって、分かった気がしてたけど全然分かってなかったんだなって思う」と前置きし、

「もう、若さが羨ましいというよりは、死に近い。ああ人間ってこのままどんどん体が融通きかなくなってきて、最後は死を迎えるんだなっていうのが、なんとなく理解できるような、体に老いを感じ始めたのよ。もう50ぐらいになるとさ」

と、老いに対する自身の実感を語った。

だからマツコさんは、30代女性の”老いてく自分を受け入れなれない”という悩みは「かわいいなと思う」とも語る。「私も思ってたときあったのかもしれないけど」と考えを巡らせ、

「最近は高校生くらいでさ、『ハタチ過ぎたらババア』とか言ってるブスいるじゃない?多分そういう子たちは、30くらいで耐えられなくて死んじゃうんだろうね」

と辛辣なコメントを放ち共演者たちの笑いを誘っていた。「だから開き直れとは言わないけど、あんまり気にしすぎると精神に影響しちゃうから、(気にしない方がいい)しょうがないよ」と、記事の女性を励まし話題をまとめた。

マツコさんは、「老い」を「若さ」との対比ではなく、「死」へ近づく「本格的な衰え」で認識するようになったというのだ。これはマツコさんと同世代の筆者もよくわかる。番組では若林史江さんが近所のおばちゃんに「高い基礎化粧品を買うより、老眼でシミ・シワが見えず、気にならなくなるまで待てばいい」と言われた、と話していたが、筆者もこの境地に近づいているような気がする。50代以上の人から見れば、30代はまだ若者の部類と言っても良いかもしれない。

この話題は思いのほか続き、フリーアナウンサーの大橋未歩さんも、はっきり老けたと思ったのが36歳だったというエピソードを披露。後輩アナウンサーとの収録時に白髪を指摘され、抜いてほしいと言ったところ、「数え切れないです」と返されたという。自分が思うより白髪が加速度的に増えていることに、老いを実感したそうだ。

司会のふかわりょうさんが、大橋さんに、「老いたとしても、美を失ってはいないじゃないですか?」とフォローすると大橋さんは、「老いと美は反比例するものじゃないと思っているので。美は止まらないとは思ってます」と真顔でキッパリ。さすがの美意識の違いに出演者たちは爆笑し、マツコさんは「強欲ね~」と呆れていた。

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