【作ってみた】クックパッドに「ハッピーターンの粉」の再現レシピが! 味はまさかの激似!?
インターネット上には様々な情報が集まり、「集合知」と称されることがある。まさかこんな情報があるとは!と驚いた経験を持つ人も多いだろう。
ツイッターで3月5日、レシピ投稿サイト「クックパッド」に「ハッピーターンの粉」を再現したというレシピが投稿されていると話題になった。ハッピーターンの粉は独特の甘じょっぱさが”中毒性が高い”と人気で、同商品を販売する亀田製菓からは粉を増量した「パウダー250%ハッピーターン」も発売されている。
レシピは2013年に投稿されたもので、「ハッピーターンの粉を研究しました。かなり近い仕上がりになったと思います」と説明。「つくレポ」は2件ついており、「美味しかった。また是非作りたいです」「アラレを作ってまぶりました」と好評のようだ。キャリコネニュースでも作ってみた。
「普通のハッピーターン+自作粉」と「粉250%増量」を食べ比べると…
材料はグラニュー糖、コンソメ、クリーミングパウダー、塩、味の素の5種類。作り方は「材料をミルサーにかける」のみだ。グラニュー糖だけで50グラムあるので、「レシピの分量だと大量にできてしまうので注意です」と記されている。
アドバイスに従って半量で作った。また筆者宅にはミルサーがないのでコンソメは粉末を使用し、材料をひたすらかき混ぜた。レシピによると、おおよそグラニュー糖:コンソメ:クリーミングパウダー:塩と味の素=5:2:2:1程度。
コンソメ入りというのを意外に感じたが、混ぜ合わせるとコンソメのせいか「ハッピーターンの匂いだ」と感じた。しかし、粉だけ食べてみてもピンとこない。通常のハッピーターンに自作の粉をかけたものと、粉250%増量のものを食べ比べてみた。
すると、自作のほうが若干コンソメ感はあるものの、クリーミングパウダーのおかげでまろやかさが増し、ハッピーターンに非常に近い味わいだった。交互に食べても違和感がない。なお、粉250%のハッピーターンに自作粉をまぶして食べると、「こんなにかけてもいいの……?」という背徳感でトぶかと思った。
せんべい「ソフトサラダ」にかけてみると「とても大きなハッピーターン」に
同じく亀田製菓のせんべい「ソフトサラダ」にもかけてみた。甘さが足りないような気がしたので適当にグラニュー糖を足すと、簡単に「とても大きなハッピーターン」が出来上がった。これはすごい。
これで好きなあられに、250%どころか何倍でも粉を増量したハッピーターンが食べられる! しかし、食べ進めても中々粉はなくならない。先ほどの興奮から一転、なぜ調味料各種を摂取して喜んでいるのだろうとすら思えてくる。
自作粉と適当な米菓があれば食べ放題のごとく食べ続けてしまえるが、粉250%増のハッピーターンは「もうちょっと食べたいな」という量なので、こちらのほうが最終的な幸福度は高いかもしれない。
ただ一瞬でも天国を感じたのも事実だ。ハッピーターン好きとしては「再現できるの!?」という喜びを感じたのでそれだけで楽しい。残ったパウダーは保存して、粉まみれハッピーターンを食べたいときに使おうと思った。