「今日は幽霊を乗せたよ」バス運転士の夫の報告 雨の日に乗車する女子小学生、降りるところを見た人はいない
40代の女性は少し霊感があるというが、夫の方がよく幽霊を見るようだ。
「バスの運転手をしている主人は、よく『今日は幽霊を乗せたよ』と言います。5人の客が乗ってきたのに4人しか降りない、バスの中はもぬけの殻。雨が降ると、決まったバス停から小学生の女の子が乗ってくるけど、降りた所を見たことがないなど……」
幽霊の乗車は、夫だけでなく他の運転手も体験しているようだ。曰く、幽霊の見た目は「普通の人」と同じなのだという。
「『幽霊が乗ってきた時はバスがまったく揺れないので、すぐにわかる』のだとか……」
墓園で目の前を歩いていた初老男性「曲がった先にいるはずなのに……」
60代の男性は、お盆に体験した時のこと振り返る。もう30年も前だ。男性は先祖が眠る墓園に、当時健在だった両親と妻子とで、お参りに行った。
「時間は夕方頃だったと思う。墓園内のトイレに行こうと歩いていると、自分の前を、初老の男性がトイレに向かって歩いていた。その時は特に何も考えず、ただその男性の後をついて行った」
男性の前、トイレに向かって歩く初老の男性。たまたまタイミングが同じになったため、その後をついていく形になった。初老の男性はトイレの建物の脇の小道を歩いて左側に曲がった。男性もそのままついて行き、同じように左側を曲がったが、ふと違和感を持った。
「変だな。なんでトイレの入口が後ろにあるのか……と、曲がった先にいるはずの男性の姿を探した。でも男性の姿は消えていた。トイレの建物を一周しトイレの中も見たけど、先ほどの初老の男性を見つけることはできなかった」
男性が見た初老男性は、”墓園に眠る誰か”だったのだろうか。
ハッキリと姿形が見えていると、「本物の生きている人間だ」と思ってその瞬間は恐怖も感じない。しかし、ちょっとした違和感に気づいた時、まして今まで見えていた姿がいきなり見えなくなると後から「あれは何だったんだろう」と怖くなる。
皆さんが通りすがり、当たり前のように見えている相手も、実はこの世のモノではないかもしれない。
※キャリコネニュースでは引き続き「幽霊はいると思いますか?」のほか「電話対応が苦手な人、苦手だった人」や【緊急アンケート】「努力は必ず報われる」?などのアンケートを募集しています。