パチスロ4号機の思い出話「”銭形”で14万勝った」「”スーパーブラックジャック”で万枚2回出した」 | キャリコネニュース - Page 2
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パチスロ4号機の思い出話「”銭形”で14万勝った」「”スーパーブラックジャック”で万枚2回出した」

まず話をする上で参照したいのが、1月にガールズちゃんねるに挙がっていた「パチスロ4号機時代を語ろう『Part2』」というトピック。トピ主は『サンダーV』『獣王』『主役は銭形』などの名機を挙げつつ「とにかく活気は凄かった」と振り返っている。トピックは、当時の思い出話に浸る投稿者たちであふれている。

「私は『主役は銭形』が好きだった。1人で打ちに行って7000枚出した。万枚に比べて少ないけど、女1人で14万円換金するのは、ドキドキだったよ。銭形は、ゲーム内容わかりやすいしリプレイ外しも簡単だった」
「私の名機『スーパーブラックジャック』。万枚2回出したよ!名前忘れたけど小さい女の子が対戦相手の時がチャンスだった」
「初めて万枚出したのが『獣王』だった! サバチャンが止まらず! 楽しかったなー」

今年37になる僕ですら、既に記憶のおぼろげな機種についての話を鮮明におぼえている人が多かった。と同時に、負けた記憶について書く人はほとんどおらず、大体勝った記憶について書いているのが印象的だった。

『銭形』はボーナス間ハマりが一定ラインに達すると、次回ビッグ確定だったり、3ゲーム連で出玉が増えるなど分かりやすい部分が受けていた。あと『スーパーブラックジャック』はイメージキャラが可愛かった。当時働いていたホールでも、このキャラの宣材パネルが盗まれたことがあったほどだ。

個人的には『真モグモグ風林火山』が大好きで、よく触っていた。万枚もこの機種で初めて達成したっけ。

4号機時代にはそこそこ負けていた気がするので収支を見返したが、そんなことはなく、むしろここ2年ぐらいがヤバかった。勝ち筋がある程度あって、負けてもリカバリーが効いていたということかもしれない。少なくとも、今よりは。それでも、酷い負け方をする人や借金を重ねる人ってのは大勢いたのがこの4号機の時代でもある。

勝者の陰にボロボロの敗者あり……

僕は4号機時代の終盤になってからパチスロをするようになったクチ。ただ、あんまりお金を稼いでなかったので、大量獲得を一か八かで狙うというより、近所の店長が巨人ファンだから、安直に毎日設定5を入れていたアリストの『巨人の星』とかを打っていた。

それで負けるのもまあ難しい感じだったけど、同級生たちは『吉宗』『ミリオンゴッド』、その後継機の『ゴールドXR』あたりを好んでいた。

ああ、思い出した。当時僕が働いていた飲み屋のママと雇われマスターと一緒に打ちに行った時は『吉宗』も打ったものだけど、このときマスターがママにこっそりお金を借りているのを見たんだっけ。それでも負けてしまって、結果的に僕にもたかってきたこともあった。

あの頃、隣で打ってるおっさんがいきなり借金取りらしきチンピラに首根っこ掴まれて恫喝されてたり、換金所で泣きながら勝った人に無心の土下座する夫婦とかも割と見た。

勝てるときは20万とか30万とか出せるけど、負けるのは本当に一瞬だったもんなぁ。だからこそ、苛烈を極めた出玉性能に待ったが掛かって4号機時代は終焉に向かったわけだ。実際、このトピックにもキッツい思い出話が書き込まれている。

「新宿で『ミリオンゴッド』にお金注ぎ込んで会社辞めて、退職金使い果たして離婚&自己破産して、今ではボロアパートで生活保護を受けてる知人がいる」
「『ミリオンゴッド』が元凶だよ、4号機終わらせた。とにかく出方もはまりも大きくて身を滅ぼせた人が続出した。それでマスコミにも叩かれて4号機の終焉を迎えたんだよ。その代わり出方は凄くて100万勝った人も結構いたみたいだけど。私は怖くて手は出さなかった」

『ミリオンゴッド』に関する暗い話題っていつまで経っても出てくるなぁ、という印象だ。ただ、4号機自体の寿命を短くしたのは間違いなくこの機種ではあったけど、どっちみちメーカーが出玉競争をするようにはなったはずなんだよね。

事実、その後に登場した5号機だって、メーカーが切磋琢磨して出玉性能をまた苛烈にしてしまって、それでまた4号機と同じ理由で怒られてとうとう終焉しちゃったわけだから。

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