「駄作が一切ないゲームシリーズ」ってこの世に存在する? 「ペルソナ」「ゼルダ」などが挙がるが……
先日、「駄作が一切ないゲームシリーズ」というスレッドが2ちゃんねるに立っていた。スレ主は例として「ペルソナ」と書き込んでいる。アトラスの『女神異聞録ペルソナ』を起点としたシリーズには駄作がないと考えているようだ。
また、セガの『龍が如く』シリーズもお気に入りのようで「龍が如くないとか終わってんな」と、スレ立てからわずか1分で追記もしている。
スレッドには数々の名シリーズが並んでいた。まず、「駄作が1つもないシリーズ」として挙げられたタイトルをざっと見ていきたい。
「ゼルダ定期」
「地球防衛軍シリーズ」
「ディスガイア」
「モンハンはなんやかんや文句いいつつ毎回100時間以上やってるわ」
「鬼武者」
「ダークソウル」
このように、思い思いに自分が「捨てる場所一切なしの傑作」と信じるシリーズについての名前を挙げている。
弾数が多いとハズレも…
こういうリストを見ていくと、個人的にはカプコンの『モンスターハンター』みたく、文句を言われながらも100時間も毎回プレイされるゲームってのが一番凄いのかな? という気がする。文句言われつつも、投げ出させずに3桁時間プレイさせるなんて、並のゲームじゃないわけだ。
日本一ソフトウェアの『魔界戦記ディスガイア』シリーズについては、僕は2タイトルぐらいしか触ったことがないのと、どっちかと言えば同社の『ファントム・キングダム』がお気に入りだったため、ちょっとコメントがしづらい。
でも、やりこみ系のシミュレーションRPGとしての評価は高いので、それぞれのタイトル、そこそこ人気なのかしら? ただ最新作をやったゲーマーの友人らは、大抵が既に子供がいることもあって、まともに遊べずさっさとやめたっぽい。家庭を持つとやりこみ系はしんどいか。
しかしあれだ。こういう話題で有利なのって、シリーズ展開はしてるけど、まだそこまで本数が出ていない作品だよね。
『FF』とか『ドラクエ』になると、ナンバリングに派生作品も含めると、えらい数になってしまうし、全部をフォローするにも時間が足りないだろうし。それに、たくさん出してて全部高評価ってのが理想だけど、毎回そういうことにはならないのは、これはもう当然のこと。弾数が多い分、ハズレの含まれる割合も多くなるのは当たり前で、仕方ないことと言うか。
その点有利なのはフロムの『ダークソウル』かなぁ。まだ3本しか出てないし、あの難易度から、簡単に「駄作だ」って言ってしまうと「どうせ勝てなくて投げ出したんだろ」みたいな煽りで、声がかき消されがちだし。
全体としてクオリティが高く、多くのファンがいる場合じゃないと続編を出せないから、人気が沸騰してナンバリングが出まくるのは、それ自体が素晴らしい名誉みたいなものだ。けど、こういうお題の時には割を食ってしまうよね(笑)。
それにしても……『鬼武者』はもうシリーズ展開しないのかなぁ。カプコンゲーの中でも随一ハマッたタイトルなのに、もうここ10年はパチンコかパチスロしか出ていないのが寂しい。