「パチスロ歴30年、1000万ぐらいは負けている。本当にやめたい」借金を家族に言えず苦悩する男性
男性がギャンブルを「やめたいと思う瞬間」は、
「カードでお金を引き出すとき。任意整理したとき。嘘をついてお金をつくりだすとき」
だと振り返る。借金を重ねて火の車状態のようだが、「やめられない理由は説明できない」と自分ではどうにもできない苦しみを漏らす。切羽詰まった状況に追い込まれると、無謀な考えが頭に浮かんでしまうようだ。
「支払いがある時に『もしかして勝ったら手元にお金が残るかも』という甘い考えが、(ギャンブルを)誘発する。本当にやめたい」
「そのためには今かかえている支払いを家族に伝えないといけない。それができないからまたパチスロにいってしまう。可能性を求めて」
やめたいと思いながら家族に打ち明けられず、悪循環の男性。その苦しさが、再び男性をギャンブルの世界へと引き込んでいるのかもしれない。