「わたしの彼氏を取らないで」 42歳川本真琴に見る、恋する不安なオンナのツイッターの使い方
ひっさしぶりに、「絶対友達になれんわ」と思った女性がいる。シンガーソングライターの川本真琴だ。1974年生まれで現在42歳の彼女は、1996年に「あの娘にばれずに彼にもばれずにkissしようよ」という浮気女子を匂わせる歌詞の「愛の才能」でメジャーデビューを果たした。
以後、ヒット曲の「1/2」をリリースするなどして、現在まで活動している。小動物のような愛らしいルックスと独特の言葉感覚が持ち味だ。そんな川本が、自身のツイッターに上げたつぶやきが話題となった。1月25日に投稿されたソレは、本人による熱愛告白だった。(文:みゆくらけん)
ノロケの後に「特定の人へのメッセージです」と警告
彼女いわく、「隠していたわけではないけど」半年前から彼氏がいて、そういう話はファンにしたことないけど「なんかプライベートなことって言わなくてもよい気もしたり、言ったらもっと楽しくなるような気もしたりしたので言ってみた」らしい。
ふーん、そうなんですねってとこだが、投稿は以下のように続いた。
「わたしは、これからって思っているし、横にいるときは図々しく彼女づらもしているし、自慢話も友達にめちゃくちゃしてる。大好きなんだも。私は彼の彼女なんだから、誰かにこそこそしなくていいんだし、もっと言っていいと思って書きました」
なんだか雲行きが怪しいが、さらに書き込みは続いた。
「相手が誰かは言えない。そのうち、彼が言ってもいいよって言ったら言うね(^^)」
「だ~れかな~ だ~れかな~ いったらまじでおこられるっす。やふートップっす。やべっ!」
やふートップっす、って……。この時点で寒すぎてブルっと身震いしてしまったが、極めつけはこうだ。
「そして、最後に…ツイッター使わせてもらいます。特定の人へのメッセージです。(すいません、音楽と関係なくて)わたしの彼氏を取らないでください。一生一緒にいようって話してるし、思ってます」
「交際宣言」で反応確認。非常線も張れる
オイコラどうしたんだ川本真琴。ツイッターを利用して「特定の人」へメッセージなんか書き込んでしまったからか、川本が不倫しているのでは?というファンからの問いがあった。
これに対し川本は「付き合う時に、彼女がいないか、妻がいないか、好きな女子がいないか何度も確認したもん!フリー同士からのです」と返信投稿。その後も「隠し彼女、いないって♪」とルンルンなツイートを上げていた。
このツイートを知った一部の人からは、時期が時期なのもあり「まさかベッキーの相手のゲス極・川谷が彼氏なのではないか」とか、「ただの売名行為では?」という声が上がっていたが、どうやら違うようだ。
というのも川本は、熱愛告白ツイートをする2日前に、こんな「願望」を、これまたツイートしていたのだ。
「最近周りが結婚する…知ってる範囲で5人も。冷静に判断すると、バンドメンバーが若いからだ。やっぱうれしい。いいなぁ。結婚したいなぁ。子供とかほしいなぁ。愛されたいな」
つまりは「結婚したい彼氏がいるけど他に女がいるっぽくて不安」→「ワタシ彼女だよね?信じていいんだよね?」→「公にして堂々交際宣言できたら安心できるかも」→「よし!ツイッター利用して様子伺っちゃえ♪」という、このような感情の流れだったのではないか? 他の女に対する「非常線」も張れる。
中尾ミエは「やってロクなことがない」と断言
髪の毛を薄いピンクもしくは「日の丸」にしたいらしい不思議ちゃんな川本だが、彼女も42歳。聞かれてもいないのに自らの恋愛を、しかも信頼関係が構築できていそうにない状況をゲリラツイートするのはどうなのか。
ネットでは「はいはい。当事者同士でやって下さい」「42歳のかまってちゃん」「精神年齢低すぎワロタ」と、川本に対し「痛すぎる」と呆れる声が多数上がっていた。確かに、筆者が彼氏だったら、こんなんされたらけっこうコワイ。これが逆効果にならないと良いのだが……。
しかし、ツイッターは恐ろしい。「つい、つぶやいちゃった」が命取りである。あのベッキーも昨年6月に「ゲスの極み乙女。さんの新譜を聴く時のあのドキドキ感はなんていうんだろう。もう、恋のドキドキと同じなんですよね。胸がきゅーんって。 そのあとに すきすきすきぃー!って」とつぶやいたのが見つかってしまった。
一方で、人生を達観している女性はそんなことはしない。1月29日の「5時に夢中!」に出演した中尾ミエも、SNSについて「やってロクなことがない。やらなければいいのよ」と言っていた。
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