埼玉出身の島崎遥香「もうダサいたまと言わせない。でも何が残るのか」 映画『翔んで埼玉』で同県出身に不満を持つ娘役で出演
魔夜峰央さんの人気漫画『翔んで埼玉』の実写映画が来年2月、公開予定となっている。原作は埼玉県民が東京都民たちに冷遇される架空の世界が舞台のギャグ漫画で、二階堂ふみさん、GACKTさん、伊勢谷友介さん、京本政樹さん、元AKB48 の島崎遥香さんらが出演する。
埼玉県出身の島崎さんは、埼玉県出身を快く思っていない娘役として出演する。島崎さんは11月16日、ツイッターで埼玉県への希望と懸念を投稿した。
「さあ!盛り上げようではないか!映画化までされる埼玉をもうダサいたまとは言わせない ただそれがなくなったら何が残るのかというのもまた新たな課題なのである」
埼玉ポーズ仕掛け人「我々にとっては、ぱるる姉さんがいるのが大きい」
ブランド総合研究所が今年10月に発表した「地域ブランド調査」によると、埼玉県の魅力度は全国44位。一都三県の中だと、3位東京都、5位神奈川県、19位千葉県とぶっちぎりで最下位ではあるものの、6年連続47位の茨城県と比較すると話題性は特に無い。
島崎さんが指摘する通り、埼玉が「ダサいたま」でなくなれば、新たなブランディングを考える必要もあるだろう。なおウィキペディアにも「ダ埼玉」の項目があり、『飛んで埼玉』についても触れられている。
今月中旬にはポスタービジュアルや予告編も公開された。動画内では、
「埼玉県民は通行手形が無いと東京に出入りすらできず、強制送還されてしまうのです」
「埼玉なんて言うだけで口が埼玉になるわ!」
「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ」
など埼玉をけなす言葉が飛び交っている。公式サイトには「この物語はフィクションであり、実在の人名団体、とくに地名とは全く関係ありません」とした上で、「実際の埼玉県は、とても住みやすくていい所です」と記載されている。なお同県は現在、県をあげて移住促進のPRを行っている。
また島崎さんが映画出演することについて「埼玉ポーズ」(手をOKサインの形にして腕を胸の前でクロスさせ、左足を少し前に出す)仕掛け人の鷺谷政明さんは、
「我々にとっては、ぱるる姉さんがいるのが大きい。彼女は埼玉ポーズで雑誌の表紙に登場した最初の人。その島崎遥香が出てないなら、埼玉映画としてどーなんだと、我ら埼玉ポーズ連合は立ち上がっただろう」
と絶賛している。同映画は来年2月22日公開。公式サイトには「どうか寛大な心で、劇場にお越しいただけますと幸いです」とある。
さあ!盛り上げようではないか!映画化までされる埼玉をもうダサいたまとは言わせない??
ただそれがなくなったら何が残るのかというのもまた新たな課題なのである。 https://t.co/jJkrzCxF5E— 島崎遥香 Haruka Shimazaki (@paruruchan0330) 2018年11月15日
映画『翔んで埼玉』のキャストどう?と聞かれるけど、我々にとっては、ぱるる姉さんがいるのが大きい。彼女は埼玉ポーズで雑誌の表紙に登場した最初の人。その島崎遥香が出てないなら、埼玉映画としてどーなんだと、我ら埼玉ポーズ連合は立ち上がっただろう
— 鷺谷政明@なぜディス11/21発売(埼玉ポーズ仕掛け人) (@sagitani_m) 2018年11月14日