マツコ、ZOZO前澤社長の1億円プレゼントを評価「凡人には計り知れない行動っていうのも込みで、最近の中では面白い人」
リツイートは7日の午前9時時点で360万件を突破し世界記録を更新、締め切りの24時前にかけて500万を超え増え続けた。一方で、これがツイッターの禁止事項であるスパム行為に該当するのではとの指摘も出ている。
株式トレーダーの若林さんは、ZOZOは小売業であり、社長が広告塔になることへ理解を示しながらも、この企画に疑問を呈していた。ZOZOの株価が5000円近かった昨年7月から、半値以下のおよそ2000円に下がっていると指摘する。世界的に大きく株価は下がったものの、ZOZOのそれは「異色な下がり方」だという。企業価値を高める努力として、「しなきゃいけないことってもっと他にあるんじゃないかな」と、糾弾していた。
これに対してマツコさんは、
「投資家の人からすればそうなんだろうけど、一般消費者から見ると、それでZOZOで買っちゃったって効果もあるから、一長一短」
「まあ面白い人ではあるよね。これからどうなっていくんだろう」
と、前澤社長のユニークさを評していた。
MCのふかわりょうさんが、「計算でやってると思いますか?」などと聞くと、
「半分計算かもしれないけど、半分勢いとかノリでやってるんじゃない?じゃないと、計算したらちょっと考えちゃうようなことをされる方じゃない」
「相談してやってるとしたら、その相談されてる方、よっぽどやばい人よね」
と真顔で応じたマツコさん。「そういう意味を含めて、凡人には計り知れない行動っていうのも込みで、なかなか最近の中では面白い人だなとは思う」と、感想を述べていた。
前澤社長「価値が高まるように、頑張り続けたいと思います」
一方で、どうしても納得いかない様子なのが若林さんだ。「あの人がお金持ちなのさ、株式市場から吸い上げてるというか、そもそも上場前の持ち株を売ったりして作ってるみたいなところがあるので(中略)私からしてみれば腑に落ちない部分がある」と、いつまでも不満そうに話していた。
しかしながら、お年玉キャンペーンには「私もこのあと参加するつもりです」と事もなげに明かしている。マツコさんは「あれだけ文句言ってて?すごい女ね。奔放ね」と呆れていた。
ちなみに前澤社長は、先月25日放送のテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」に出演した際、株価がピーク時から下がり続けたことについて問われていた。厳しい表情で、「我々ができることは業績をしっかり上げていくことで、マーケットについて僕が何か言える立場にはないと思うんですけれども、頑張りたいです」と話していた。
「僕自身も株主でありますので、価値が高まるように、頑張り続けたいと思います」
と決意表明もしている。今回のお年玉キャンペーンでは、企業価値を高めることは出来ただろうか。