YouTuberカジサックの登録者数80万人突破 幾多の炎上を乗り越え「年末までに100万人」が視野に
今月6日には登録者80万人記念動画を公開。雨上がり決死隊の宮迫博之さんが出演し、だし巻き卵の作り方を解説していた。
ネットでは当初、YouTube進出を不安視する声が多かったが、カジサックさんは元人気芸人のコネを生かして、動画のゲストに人気お笑い芸人を招待。南海キャンディーズの山里亮太さんや、NON STYLEの石田明さんが出演した動画は再生回数200万回を超える。
家族が顔出しで出演しているのもポイントだ。カジサックさんが料理を振る舞ったり、長男と一緒に旅行に行ったり、といった動画が「家族愛を感じる」と人気で、「家族出てるやつは全部欠かさず見てる」といった声も寄せられている。
一方で、度々炎上している。今年2月にはスニーカーコレクターであるカメラマンのスニーカーをすべてお菓子の「スニッカーズ」に置き換えるという動画を公開。これまで約60万回再生されたが、コメント欄には「人の気持ちを考えない笑いはつまらない」など批判的な声が殺到。7割近くが低評価にしている。
また同月、評論家の宇野常寛さんに失礼な態度を取ったとして、宇野さんがツイッターで「なんで、お前中心の『面白さ』『盛り上がり』のため僕らが嫌な思いしなきゃいけないんだ?」などと告発、炎上する事態となった。
テレビ的なノリで「面白いと思った」という気持ちが先行して炎上する傾向があるが、まさに「悪名は無明に勝る」といったところだろうか。
引退をかけた期限の年末まで8か月を切った。年末までに登録者数を20万人増やすことはできるのだろうか。またYouTube視聴者はカジサックさんのノリを楽しみ切れるだろうか。