安藤美姫”名古屋走り”について「なきにしもあらず」「隣の車が遅いと舌打ちしちゃうかも」
昨今、自動車の暴走や交差点で起きた悲惨な事故が相次いで報じられている。フィギュアスケートの元世界女王の安藤美姫さんが5月17日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、自身の出身地・名古屋の交通ルールについて言及した。
番組では、地域独自の運転のマナーや習慣が存在すると報じた夕刊フジの記事が紹介された。名古屋は、ウインカーを出さずに車線変更をする「名古屋走り」があり、地元自動車学校でも「名古屋はマナーが悪く、ウインカーを出さずに急に車線変更する車もいる」と指導されているという。
この名古屋走りについて安藤さんは、「なきにしもあらずですね」と回答した。
「私は名古屋の中心地・栄で生まれた。尾張・三河とはまた違う」
名古屋の運転マナーが悪い理由として、車線が広く、滑走路のように長い道路があることを挙げる。さらに、交通量が東京より少ないことから、「ぶーんっていうのも(急に車線変更することも)あるかもしれない」と答えた。
安藤さん自身は運転しないというが、ミッツ・マングローブさんに「ミキティは運転しないほうがいい」と言われると、「なんでですか!」「でも隣に乗っててちょっと遅いと舌打ちとか出ちゃうかもしれない」と話した。
また、番組では「名古屋に引っ越してきた人が感じたこと」も紹介された。曰く、「思ったところより遊ぶところが少ない」「エスカレーターは右側や左側ではなく両側に立つ」「といったことのほか、
「名古屋のことを詳しく知らないよそ者を見下す」
「いまだに『尾張』と『三河』に強いこだわりを持っている」
「女性は派手で目立ちたがりが過ぎる」
といったことが挙げられた。これに安藤さんは「遊ぶところは確かに少ない」「東山動物園、名古屋港水族館、レゴランドくらいしかないです」とコメント。エスカレーターについては「左です」、名古屋に詳しくない人については「見下さないです」と否定した。
また、愛知県民には「尾張と三河は別の国」という認識があると言われがちだが、安藤さんは「これもある」と言うものの、
「私は名古屋の中心地・栄で生まれまして、こことはまた違うんですね」
「尾張・三河の方たちは”名古屋市”じゃない」
「私は”名古屋”なので」
と、名古屋出身であることを主張した。