吉本社長会見受けて田村淳「後輩達の処遇判断を優先して」「その日の収入があるかないかは死活問題」
反社会的勢力への”闇営業”問題をめぐって吉本興業は7月22日、会社として記者会見を開いた。同社岡本昭彦社長は5時間半に及ぶ会見の中で、20日に謝罪会見を行った宮迫博之さん(49)と田村亮さん(47)の処分を撤回すると発表した。
それを受け、亮さんの相方である「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳さん(45)が翌23日、ツイッターで後輩芸人たちの処遇を再考してほしいと投稿した。淳さんは「140文字には収められない」と、思いをしたためた2枚のスクリーンショットを添付した。
「今回は宮迫さんの嘘にはじまり、続いて亮も嘘をついた事で、一緒に直営業に行った後輩たちが何も言えない状況が生まれてしまい、巻き込む形で謹慎処分になり苦しい思いをしている後輩たちがいます」
後輩は「蓄えがありしばらくの間は生活していける先輩達とは違う」
宮迫さん・亮さんが出席した反社会的勢力の会合に参加し、謹慎処分となったのはレイザーラモンHGさん(43)、「ガリットチュウ」福島善成さん(41)、くまだまさしさん(45)、「ザ・パンチ」パンチ浜崎(38)、「天津」木村卓寛さん(43)、ムーディー勝山さん(39)、「2700」八十島宏行さん(35)・常道裕史(36)、「ストロベビー」ディエゴさん(41)の計11 人。
淳さんは、宮迫さんと亮さんの処遇や、岡本社長の進退について「確かに世間の関心ごとだと思うし、僕にとっても今後の人生を左右する重要な事」としながら、
「嘘も付いておらず、未だ本人たちの口から何も説明できていない後輩達の処遇の判断を優先してあげてほしいです。蓄えがありしばらくの間は生活していける先輩達とは違い、後輩達はその日の収入があるかないかは死活問題であると思います」
と訴えた。さらに「後輩達も今は出口の見えない謹慎期間中です。家族がいる後輩はさらに不安になってると思います」とコメント。22日の会見で、岡本社長は同社に所属している芸人たちを「家族」「ファミリー」と称したことから、
「所属しているタレントをファミリーだというなら、巻き込まれた形になっている後輩達から謹慎期間や今後の処遇を伝えてあげて欲しいです」
とコメントした。
その上で、相方の亮さんが騒動の発端であることから、「僕が言える立場ではないのは承知していますが…会社に働きかけるよ!と言ってくれてる吉本先輩達もまずは後輩の処遇から動いてもらえるように進言してほしいです」と、”未来のある若手芸人ファースト”を呼びかけた。