今回の動画では、YouTuberの仕事道具について「カメラとパソコンくらい。なので全力でいいものを使おうと思ってる」と話した。”ヒカキン流成功の法則その1″として、「ずばりトップの人と同じものを使ってみるべし」を挙げる。
「大事なポイントが”一流の人が”じゃないんですよ。トップ。1位の人ね。とことん1位にこだわるんですよ。やっぱりね、トッププレイヤーっていうのはいい道具を使ってると思うんですよ」
今の自分では手の届かない金額のものもある、というものの「少し背伸びしてでも1位の人が使ってる物と同じ物を、騙されたと思って使ってみる」ことを勧めた。そうすると、
「俺ってこんなに出来たのかと、買ってすぐは分かんなかったけど、やっぱり違うとか、本来自分が使ってたものじゃ出せなかった本当の自分のパワーが出せたりするんですよね」
という。ヒカキンさんは中学高校時代にビートボックスにのめり込んだ時も、日本や世界でトップの人が使用しているマイクやレコーディング機材のメーカー、型番、ブランドなど全部調べていた。YouTuberを目指した時や、ゲーム実況を始めた時もそうしていたという。
なぜその人達が使っているものにこだわるかというと、「明らかに失敗するリスクが低いと思ってるからです」と語る。
「それを使って完全1位になったわけだから、大失敗じゃないよねとか、その人がなれてるってことは、なれる可能性はあるってこと。(略)やっぱりトップの人っていうのは、それ(使用機材)を選んだ理由が絶対あるはずなんです」
成功の鍵は「すでに成功している人からいいところは学んで盗んで実践すること」
“ヒカキン流成功の法則その2″には「成功のヒントは全てトップに詰まってる」ということを挙げる。ここでも「2位3位は関係ない。1位はヒントの塊。その人の全てが1位になる理由だから」とあくまでもトップであることにこだわっていると話す。
「例えば言動一つにしてもそうだし、言動、行動、性格、身にまとってるものを使ってる道具、仕事道具、スポーツ選手だったらウェアとかラケットとかわかんないけど全てがヒントなんだよね。オーラ一つにしてもヒント」
ヒカキンさんは画家のピカソやソフトバンクグループの孫正義会長兼社長の言葉を挙げ、「どんなにすごい人、どんなにすごい偉人も成功者も、実は自分より前に成功した先人から多くを学び、多くを盗んできた」と話す。
“あくまで僕の考え方”と述べた上で、「俺は我流で。誰からも影響なんか受けねえ」という考え方ではなく、すでに成功している人から「いいところは学んで盗んで実践することが、僕は何よりも成長する鍵」と語った。
「一流の人は一流のものを使っているんだからじゃあ、そのまんま同じものを買って使ったら一流の人の気持ちがわかるかもしれない。『これだからこの人ってこんな綺麗な音で録れて、こんなビートボックスができてたんだ』とか、そういういい物から得る体験とか成長っていうのは大きいんです」
1位だけを見続けてきた結果、「以前よりも大分トップの人からいいところだけを盗んで自分流にアレンジできるようになってきた」「ひたすらそれをやってると気づいた時に自分が全然違うステージにいたりするんです」と実感している。
これに対してコメント欄には、「やっぱYouTuberとしてここまできた人は努力が人一倍あるんだなあ」「盗むも楽ではないですからね、努力されてるのは誰が見ても分かりますよ」といった声が寄せられた。