「鬼滅の刃」職場で言われたい名ゼリフ(序盤編) 「俺が来るまでよく堪えた 後は任せろ」
「鈍い 弱い 未熟 そんなものは男ではない」(錆兎)
「死ぬほど鍛える 結局それ以外にできることないと思うよ」(真菰)
最終選別に挑戦する前、炭治郎を特訓したのが宍色の髪を持つ少年・錆兎と、花柄の着物を着た少女・真菰。どこまでも男前な錆兎と、可愛らしくもハッキリと言い切る真菰の的確な指導のおかげで、炭治郎は着実に腕を上げていった。
そんな2人に仕事を教わりたいと思う人も多いはず。炭治郎はのちに、錆兎と真菰がかつて鱗滝さんの元で特訓した兄弟子にあたり、過去の最終選別で命を落としていたことを知った。
「人は心が原動力だから 心はどこまでも強くなれる!!」
「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」(冨岡義勇)
「俺が来るまでよく堪えた 後は任せろ」(同)
水柱の冨岡義勇も、同じ鱗滝さんを師範に持つ炭治郎の兄弟子にあたる。「生殺与奪の―」は、自分の生死を決める権利を他人に与えるな、という意味。仕事ならば自分のキャリアプランは自分で決める、といったところだろうか。作中では、鬼化した妹の禰豆子を守ろうと、背中を見せた炭治郎の姿に激昂した義勇が言い放った。普段は感情を表に出すことが少ない義勇の名言だけに、強く印象に残った人も多いだろう。
直後の回想シーンでは「泣くな 絶望するな そんなことは今することじゃない」というセリフとともに、義勇が自身の過去を重ねる場面がある。炭治郎と同じく、過去に家族(姉)を鬼に殺され、その後の最終選別で同期の錆兎まで失った義勇だからこそ、炭治郎の気持ちを汲み取れたのだろう。
「俺が来るまで―」は、那谷蜘蛛山での任務中、下弦の伍・塁を相手に窮地に立った炭治郎の救済に訪れた義勇の言葉。自身の力量に一切のおごりを見せず、淡々と炭治郎を助ける義勇の姿には、思わず理想の先輩像を重ねてしまう。いずれは自分でも使ってみたい言葉だ。
「頑張れ!!人は心が原動力だから 心はどこまでも強くなれる!!」(竈門炭治郎)
最後は、炭治郎が同期の栗花落カナヲの心を開くきっかけになったセリフ。目に見える生産性ばかりを気にしがちな職場で、自分の”心”を心配してくれる同僚はどれほどいるだろうか。人一倍強い思いやりを持つ炭治郎らしさが光るセリフと言えるだろう。