映画館の営業再開続々!新型コロナで新しい鑑賞マナー 「マスク着用」「来館前に検温」
緊急事態宣言の解除を受け全国の映画館が続々と営業を再開している。ただ、新型コロナの感染者はゼロになったわけではなく、東京アラートも発動されたばかり。映画館もコロナ以前に戻るということはなく、引き続き感染症対策を実施してく。
全国興行生活衛生同業組合連合会は5月下旬、「映画館における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を発表した。
感染予防として、基本的に3密の回避を行うとしている。映画館では法令で一定の空調設備が義務付けられているため、強制的な換気が可能だ。さらに上映中は対面による会話が原則想定されないことを踏まえ、以下の対策を提唱した。
ロビーや休憩スペースでは対面での飲食や会話を控えるよう促す
来館者に対しては、来館前の検温を要請し、来館を控えてもらうケースを事前に周知する。また、発熱や咳などの症状がある人、新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した人や、同居家族や身近な知人に感染が疑われる人には入場を控えてもらう。
他にも、咳エチケット、マスク着用、手洗いなど手指消毒や、社会的距離確保を推奨するとともに、場内では大声での会話を控えるよう要請する。
映画館側は人がよく触れる場所や、飛沫感染が起こりやすい場所を特定し、そのリスクを評価する。行列や混雑が想定される場所では、できるだけ2メートルを目安に(最低1メートル)間隔を空けるよう促す。特定多数が触れやすい場所の消毒も行う。
ロビーや休憩スペースでは、対面での飲食や会話を控えるよう促し、スクリーン内では前後左右を空けた席配置や距離を置くなどの十分な席間隔の確保するよう務める。また、幕間に扉を解放して換気を行う。
ほかにもチケット窓口では現金の取扱をへらすため、オンラインチケットの販売やキャッシュレス決済を推奨するよう求めている。