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「それ今いらない会話だよね?」 職場で少し雑談しただけで評価を下げる上司に疲弊

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職場に「友達」は必要なのか――。投稿を募集したところ、東京都の30代女性(企画)から、厳しすぎる職場での体験談が寄せられた。

女性は、職場に友人は「必要」と回答している。しかし、手放しで推奨するわけではなく、「違う部署の人と友だちになる方が、なにかと困らないと思います」と付け加える。

以前の勤め先の上司は、「職場は働きに来るところなのだから友だちを作るな」という極端な考えの持ち主だったという。(文:湊真智人)

転職後も交友続く「人生の節目で相談」

業務中の会話が少しでも盛り上がり、友達同士のような雰囲気になると、上司の目が瞬時に光った。

「『それ今いらない会話だよね?』と厳しく注意され、さらに評価も下げられ、なにかと不利に対応されました」

仕事の手を止めて話し込んでいたならともかく、いささか厳しすぎる。常にピリピリとした緊張感の中で働いていたようだ。

そんな監視社会のような部署内で親しい人間関係を築くのは難しかっただろう。そうしたなか、女性は「他の部署の人」と縁があって親しくなったそうだ。

「厳しく冷たい感じの職場だったので、不安やストレスについての話ができる友だちは、私にとってとても重要でした」

直属の上司の目が届かない他部署の友人は、苛酷な環境を生き抜くための戦友のような存在だったのかもしれない。女性はすでにその職場を離れているが、関係は現在も続いているという。

「その友達とは定期的に会っています。今も人生の節目節目でつらいことや相談したいことがあると話を聞いてもらっています」

職場での馴れ合いを嫌う上司もいるが、過度な締め付けは部下のメンタルを削るだけだ。結果的に生涯の友を得た女性にとっては、その環境を乗り越えるためにこそ「友達」が必要だったと言えそうだ。

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