地方から夢を追い、上京してくる若者たちは”東京=キラキラしている”というイメージを持ちがちだ。ところが、こうした先入観を真っ向から否定するコメントもみられた。
「出張で他の地方都市に行くと、『東京のファッションって地味で無難なんだな』と思う」
「全国会議とかで地方から来る女子の気合いの入り具合見て、東京っていうだけで気合入れられる気力がうらやましかったりする」
都内で生活している人は流行りのアイテムを身に付け、おしゃれな人が多いと思われがちだが、決してそんなことはない。意外と歩き回ることが多いため、機能性を重視したカジュアルなファッションを好む人も多い。
「新しいショッピングビルができても無関心。銀座シックスや虎ノ門ヒルズなんて全く行かない。生活に必要ないし、ああいうものをいちいち気にしてたらまともな生活などできない」
「『東京では〇〇ってイベントがあったんでしょ!ニュースで見たよ』って言われるけどまじで知らない。情報量が多すぎると自分が住んでいる地域のイベントもほんとわかんないんだ」
都内には観光スポットが続々オープンし、ゲリライベントも開催される。だが、実際に興味関心を持っている都民はどれほどだろうか。むしろ、地方在住者の方が東京事情に詳しいのかもしれない。
「どう考えても東京の便利さに敵うものはなかった」
一方、東京で生活する利点を挙げる人もいる。
「東京で生まれて就職して田舎に転勤したけど、どう考えても東京の便利さに敵うものはなかったわ。私は人付き合いがめんどくさい田舎に憧れがある人の方が謎」
「上京してきた人間だけど上京前は地元の親戚に東京の人間は冷たいとか言われてたけど実際そんなことなかった。なんならさっぱりしてて付き合いやすいし、地元は横のつながりが強くてめんどくさかったから楽」
便利さや、良い意味での人間関係の希薄さなど、東京に住みやすさを感じている人もいる。生活費がかかる点に目をつむれるならば、今後も東京は多くの人を惹きつけるだろう。