20~30代の食費事情「コロナで自炊が増え月5万円から3万円に」「共働きで外食や惣菜系が多く月6万円」 | キャリコネニュース
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20~30代の食費事情「コロナで自炊が増え月5万円から3万円に」「共働きで外食や惣菜系が多く月6万円」

自炊が増えて食費が抑えられた人も

自炊が増えて食費が抑えられた人も

現代社会の20~30代の食費事情はどのようなものだろう。世帯でみると独身か既婚か、収入に余裕があるか否かなどで変わってくるが、正社員のキャリコネニュース読者からは、

「月収38万円で食費は月5万円」(20代男性/大阪府/商社系/単身世帯)
「夫婦で世帯月収は45万円。食費が1万5000円」(20代男性/福岡県/不動産・建設系)

といった声が寄せられている。一方、栃木県の30代女性はパートとして働いており、夫婦で世帯月収22万円、手取りは20万円となる。2人の子どもがいながらも食費は月3万円で収まっているが、収入と食費を考えるとバランスが悪いと感じている。(文:鹿賀大資)

「簡単なものしか作らない結果、食費が月2万円に抑えられています」

年代別にみていこう。まずは20代の3人の声を紹介するが、いずれも独身男性の正社員だ。IT・通信系勤務の東京都の男性(月収45万円)は、新型コロナウイルス感染拡大のおかげで、食費を抑えられているという。

「以前は外食も多く、食費が5万円を超えていた。でも今は自炊だけになり、割と贅沢をしても3万円を超えることはない。飲み会がなくなったのも大きい」

神奈川県の男性は流通・小売系の会社で月収30万円。月2万円の食費について、

「もともと自炊派で、特にグルメとかでもありません。あまり料理に時間もかけたくないので、簡単なものしか作らない結果、食費が抑えられています」

という。マスコミ系勤務の東京都の男性(月収35万円)は、月5万円の食費に対して「不自由ない」と持論を述べる。

「金がないなら安い食べ物を選び、金があるならその範囲で選ぶ。ただそれだけのこと」

食費8万円の30代女性「ついつい多くの食材を購入してしまうが、廃棄はない」

では30代の既婚者はどうだろう。紹介する3人のうち2人が正社員だ。愛知県の女性は管理栄養士の資格を持ち、個人事業主の夫を支える専業主婦。世帯月収60万円で、2人の子どもを抱えている。

食費は月8万円。「すごく贅沢している訳ではないが、肉は国産。生協で減農薬の野菜も購入している」という。また「バランスの悪い食事は罪悪感があるため、ついつい多くの食材を購入してしまうが、廃棄はない」と管理栄養士ならではのコメントも残している。

サービス系勤務の神奈川県の男性は、夫婦共働きで、同じく2人の子どもがいる。世帯月収は42万円、食費は月6万円で「お互いに時間がないため、外食や惣菜系が多い」とのことだ。

流通・小売系の会社で働く神奈川県の女性は月収42万円。夫と1人の子どもがおり、女性の収入のみで生計を立てている。月3万5000円の食費については、

「子どもの食べるフルーツがなければ、もう少し安くなりそう」

と綴っている。

※キャリコネニュースでは引き続き【アンケート】月々の食費について「あなたの世帯年収への不満を教えてください」に関するアンケートを募集しています。

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