この相談には、「そんなのくれる姑イヤだな。自分の子育て否定されてるみたい」など、多くの批判的なコメントが寄せられました。
「どうしようもないですね。嫌われて当然です。賢く育てる為の本なんか、姑から貰って喜ぶ嫁なんて居ませんて。ドン引きだし不愉快極まりない」
「謝罪した後にもう干渉しない事を信用して貰えるまでそっとしておくのみかと思います。(中略)自分の子どもでもないのに教育方針を押し付けられる事を不快に思う事はいつ気付かれたのですか?」
相談者の行動はお嫁さんをバカにしていると捉える人が多く、半ば怒りながら諭す人が相次ぎました。厳しいけれど冷静な助言もあり、「まずはその、『育ててくれています』という考え方を、改めること」とした上で、
「その子はあなたの孫である前に、お嫁さんの子どもであり、親が子どもを育てるのは当たり前のこと。『育ててくれている』という言い方には、”お嫁さんがあなたのためにあなたの孫を育てている”というものの見方が隠れています」
と指摘しました。適切な距離を保ち、自分の楽しみを見つけることを勧めており、筆者も同感です。
筆者も子どもが幼い頃、ベネッセの「こどもチャレンジ」を利用していましたが、4歳では絵本や知育玩具のほか簡単なワークもあり、親の付添いが必要です。乳児の世話をしながらでは難しいでしょうし、毎月届く教材が義母からのプレッシャーに感じた気持ちもよく分かります。
「そもそも自分の子育てに後悔する必要は無い」という指摘
一方で、スレッドはあまりの批判の多さに相談者をフォローする人も。「反省していらっしゃるし、アドバイスを求めていらっしゃるので、まだまだ改善の余地はあると思います」「俺はとっても思いやりのあるいい姑さんだと思いますよ!」などの励ましもありました。そのほか、息子が愛する人と家庭を築き、妻の気持ちに寄り添える人間に育っていることを指摘し、
「そもそもご自身の子育てに後悔する必要も無いと思いますよ。学校の成績だけが良い子の物差しではありませんので」
と説く人も。子どもが生まれると早期教育に力を入れたくなる気持ちは分かりますが、確かに「学校の成績」ばかりに囚われていると、大切なことを見逃してしまう危険性も感じます。ドリルや地理パズルなど、4歳で与えたところで熱心にやる子は少ないでしょう。強制すれば却って勉強嫌いになることもあり得ます。
それよりも、子どもの育ちにはいろいろな人が関わって、たくさんの人の愛情を感じられるようにすることが大切だと思います。相談者は教育のことになど口出しせず、ただただ”優しいおばあちゃん”として、息子さん家族と接していくのが何よりではないでしょうか。