AlbaLinkは1月28日、「賃貸物件を借りて後悔する瞬間」に関する調査結果を発表した。調査は1月中旬にネット上で実施し、過去に賃貸契約を結んだことがある男女500人から回答を得た。
賃貸契約で「後悔したことがある」と回答したのは69.8%。理由を聞くと、最多は「騒音トラブル」(152人)だった。
「住民の質が悪かった」「日当たりが悪かった」などが上位
具体的には、
「隣や上下階の住民の生活音がうるさかった」
「入居してから近所で工事が始まった」
といった体験談が寄せられた。
2位は「設備がイマイチ」(112人)。「収納スペースが狭い」「エアコンのききが悪い」など、実際に暮らしてみると「想像していたよりも使い勝手が悪かった」という感想を持つ人が多いようだ。
3位には「住民の質が悪かった」(100人)がランクイン。回答者からは、
「共用部の使い方が汚い」
「ゴミ出しのルールが守られていない」
など衛生面の不満を挙げる人が多かった。また、中には「住民同士の喧嘩やトラブルが絶えない」という人もいた。
4位以降は「日当たりが悪かった」(95人)、「水回りに不満」(62人)、「利便性が悪かった」(50人)、「無計画過ぎた」(35人)、「家賃を高くし過ぎた」(30人)などと続いた。
次に「賃貸契約で後悔しないためにやっておくべきこと」を聞くと、1位は「昼と夜の両方下見に行く」(189人)だった。
昼は、隣や上下階の住民は仕事に出ているケースが多い。このため「昼の内見時はとても静かな印象を受けたとしても、実際住んでみると夜はうるさくて眠れない」といったケースもある。
2位以降は「現地で内見する」(171人)、「契約内容をしっかり確認しておく」(69人)、「前入居者の退去理由を聞く」(66人)、「ない(運)」(43人)、「家賃を下げ過ぎない」(42人)などと続いた。