騒音被害に遭遇するも、どのように対処したらいいか分からずに頭を抱えている人は意外にも多いようだ。ガールズちゃんねるに5月25日、「騒音被害にあって引っ越した人いますか?」というトピックを立てたトピ主もその一人。
トピ主は分譲マンションに住んでいるが、上階の足音がうるさくて悩んでいるという。「一戸建てがいいかな」と引っ越しを検討するも、隣人に恵まれなかったり道路族に困らせられたりなど、ネガティブなことばかりを想定してしまい、家選びに悩んでいるという。(文:石川祐介)
「我が家のトイレの壁向こうが近隣の奥様方の井戸端会議スポット」
騒音被害に悩まされている声が相次いだ。
「木造アパートに住んでたんだけど、我が家のトイレの壁向こうが近隣の奥様方の井戸端会議スポットだった」
家は最もリラックスできる空間であるが、騒音が日常的に起こるようであれば休まるものも休まらない。場合によってはメンタルを病んでしまうリスクもあるため、引っ越しを含めて何かしらの対処をする必要がある。
管理会社に相談するのもいいが、「上の階があまりにうるさいから物干し竿でコンコンした。そしたら意図が伝わって注意すると静かになるようになった」という指摘があるように、騒音になっている旨を騒音主に伝えてみてはどうか。本人はただ日常を送っているだけで、他人に迷惑をかけている自覚がないケースもあるはずだ。
「アパートの隣の部屋。薄い壁だったのでクラリネットの音がうるさく『てめーうるっせーなぁ!!いつもいつも無意味な音鳴らしやがって!!!』って壁越しに怒鳴ってやったらしんとなって笑った」
もしくは怒鳴り散らすことも、最終手段としては有効かもしれない。あらゆる手を尽くして、引っ越ししか選択肢がない時には、これまでのストレスを発散するくらいの勢いで不満をぶつけてみてもいいのではないだろうか。
家選びは運なのか
とは言え、「家選びというか、それは周りの問題なので運だと思う」と引っ越ししても騒音被害から免れるとは限らない。
「後から騒音主や道路族がくる場合もある」
「5年住んでて一年前に騒音主が越してくるまでは本当静かだったのに」
近隣住民の性格や家族構成を徹底的にリサーチして「ここなら大丈夫だろう」と思って引越しをしたとしても、騒音をもたらす人が後から引っ越してくる可能性は十分想定される。騒音被害を避けることは完全に運なのかもしれない。
実際に「騒音被害で引っ越した回数、実に3回。ようやく今のところにたどり着いた」と何回も引っ越ししてようやく安住の地を手に入れたというコメントも。
引っ越しは通常コストがかかるため、簡単に何回もできるものではないが、気長に静かに暮らせる家を探すのが今できる最善策ではないか。