「奥さんは家にいるべき論」を押し付けてくる職場の先輩にウンザリ! 30代男性の悩み | キャリコネニュース
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「奥さんは家にいるべき論」を押し付けてくる職場の先輩にウンザリ! 30代男性の悩み

先輩にうんざり

先輩にうんざり

共働き世帯が多数派となった現在、20代30代の若い世代は、男性も「家事、育児を担う」という認識を持つ人が少なくないだろう。しかし、職場にはさまざまな人がいて、いつまでも性別役割意識に囚われている人もいる。

「共働きですが、妻には問題はありません。 問題は、共働きしているのを理解しない職場の先輩」

と困惑を語るのは、エンジニアとして働く30代の男性(栃木県/世帯年収750万円)だ。妻はパート・アルバイトとして働いている。

キャリコネニュースが実施したアンケート「共働き・片働きの不満」の回答から、自分の価値観を押し付けてくる先輩にうんざりしている人の声を紹介する。(文:okei)

※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「共働き・片働きの不満」を実施しています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/PMPSL4H8

「子どもが小さいうちは母親と一緒にいる方が良い」などの持論は基本無視

その先輩は考え方が古く、「奥さんは家にいるべき論」を押し付けてくるという。先輩の家庭では、奥さんに専業主婦をさせているようだが、「押し付けられたときは面倒で仕方がない」とこぼす。

「『小さいうちは母親と一緒にいる方が、子どもの教育上良い』などの持論にうんざり。基本無視しているし、職場で子どもがいる女性の前でもその発言をするので、みんなからデリカシーの無さに呆れられています」

職場の同僚たちからも疎まれている様子だ。

男性に子どもが産まれた際には、妻の負担を減らすために、「早く来て早く帰るフレックス勤怠」にしていた。しかしその先輩は、「2か月もすれば通常通り残業できるんでしょ?」などと育児は奥さんがする前提の発言をしてきたという。男性は、

「彼は自分の子どものときは2か月しか育児をしなかったのだ、と認識させられました」

と呆れた気持ちを吐露。結局その先輩の発言は無視し、家庭の都合で休みたいときなどは、上司へ相談して休みや早退を取っているという。上司は理解がある人のようだ。

また、先輩がそういった発言をした際は上司から注意をしてもらっているというが、「本人はどこ吹く風」とのこと。

「今でもよく言っているので誰からも相手にされていません。本人は気付いておらず我が道を行っている状態。彼から家のことを言われてもへー、すごいですねー!と言うようにして流しています」

と先輩を取り巻く冷え切った職場の空気を報告。最後に「彼が孤立に気付くのはいつなのか……」と皮肉めいた調子で綴っていた。

※アンケート概要
■実施期間
2021年5月7日~
■回答数
68 ※8月12日時点
(記事では、6月10日に寄せられた投稿を紹介)
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/PMPSL4H8
■質問項目
・共働き・片働きであることについて、どのようなことに不満を持っていますか?ご家庭についての不満や思うところ、配偶者への要望、困ったエピソードなど具体的にお願いします(最低字数50字)

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