島根県の40代女性は4人兄弟の長女として生まれた。大学受験の際に親からのプレッシャーを感じたという。
「金銭的な面から、高校後の進学は国公立しかいけないと言われ、頑張って勉強しました」
「しかし、末っ子の妹になると、学力もあると思いますが、『好きなところに行っていいよ』となりました。 それがやめてほしかったです」
子どもが多い家庭では教育費を捻出するのが大変だ。一番上の子は今後の家計を考えて国公立に絞らせたが、下の子が受験を迎えるときになったら意外と余裕があった、ということだろうか。ただ、一番上の子にとっては複雑な気持ちだろう。
また、愛知県の20代女性は「親のことが好きだから期待に応えられない自分に腹が立ちつらかった」と綴る。
「大学受験に失敗した際に父親が本人よりがっかりした態度をとられ申し訳なく思った」
と、当時の心境を振り返った。
さらに東京都の20代女性は、親が「大学に行っていい会社に入ることが正しい人生だという価値観に縛られている」と語る。女性は「進路の選択肢は他に山ほどあることを親自身が理解して、教えて欲しかった」とも書いていた。