入園式や卒園式、入学式や卒業式は、子どもの成長を感じられる大切なイベントだ。しかしコロナ禍で式典の中止や簡素化が相次ぎ、寂しさを感じている人も多いのではないだろうか。そんなときこそ、大切な記念日を鮮やかに残すための写真が必要だろう。
スタジオアリスでは2月28日、子どもの卒入園・卒入学に関する結果を発表した。調査は2022年1月31日~2月1日にネット上で実施し、「入園前~小学1年生」と「小学6年生~中学1年生」の子どもを持つ男女、それぞれ250人の計500人から回答を得た。
調査では、式典の実施を予定している園や学校はわずか3割で、「人数制限」の条件付きが4割以上であることなどが分かった。
実施したとしても「人数制限がある」が4割強
子どもの園・学校で、卒園・卒業式を行う予定があるか聞いたところ、「ある」という回答は約3割(34.4%)。「予定なし」は25.8%だったが、「目途が立っていない」は7.2%、「わからない」は32.6%に上った。入学式に関してもほぼ同じような数字で、実施しない、または調査時点では目途が立っていない園や学校が多いようだ。
また、行う予定がある場合の方法は「対面」(卒園・卒業50.6%、入園・入学51.6%)が最も多かった。一方、「対面だが人数制限がある」(卒園・卒業45.9%、入園・入学43.4%)という条件付きでの開催は4割以上にのぼる。「オンライン」や、「オンラインと対面両方」で行うところはごくわずかで、実施される場合はほとんどが対面のようだ。式典には誰が出席したか、する予定かを尋ねると「母親」がおよそ8割と最も多く、父親は6割程度にとどまっている。
祝い方1位は「記念写真を撮る」
お祝いのしかたを聞くと、「記念写真を撮る」(卒園・卒業60.4%、入園・入学64.0%)が1位で、子どもの成長の証を写真で残しておきたい親が多いことがわかった。次いで「外食でご馳走を食べる」が約3割、「自宅でご馳走を食べる」が2割強など、食事でのお祝いも挙がっていた。記念写真を撮ることは基本で、その他にご馳走で祝う家庭が多いことがうかがえる。
記念写真を撮るという親のうち、「今後も子どもの卒入園・卒入学の記念写真を撮影したい」と答えた人はおおよそ7割(67.0%)。「どちらかといえばそう思う」(30.5%)を合わせると9割以上が撮影したいと回答した。
人数制限のある式典では、子どもの大事な節目を記念写真でしか見られない祖父母や保護者も出てくる。式典に臨む子どもの晴れ姿を写真で残したいと考える親が多いのは自然なことだろう。
なお、スタジオアリスではフォーマルなスーツ・ワンピースや伝統を感じる袴など、記念日にぴったりの衣装や商品を用意している。子どもと一緒に和装を楽しみたい親御さんには、準備が一切不要の「パパママ着物フォトプラン」などもあるため、家族みんなの晴れ姿を記念写真で残すのもよさそうだ。
「父親の参加が多い。自分の時は来ないのが当たり前だった」
コロナ禍で式典の雰囲気も変わっている。自分と子どもの卒業式・入学式で、変化を感じたエピソードについて聞くと、「マスク写真となったのが悲しい」(大阪府・36歳・女性)といった声が寄せられた。このほか、
「父親の参加が多い。自分の時は来ないのが当たり前だった」(奈良県/47歳/男性)
「私の時代より、カジュアルな服装の親が増えたように感じる」(神奈川県・57歳・男性)
「式典の内容が簡素化されたような気がする」(兵庫県・43歳・女性)
「校長先生の話が割愛されていた」(神奈川県・39歳・女性)
といった、時代の違いを感じる声が寄せられた。
また、お祝いについての反省点や「やらずに後悔した」ことは、
「担任の先生と子どものツーショット写真は撮ればよかったと思いました」(鹿児島県・46歳・男性)
「スマホで撮影をしたが、プリントアウトしていないので祖父母に渡せていないこと」(和歌山県・43歳・男性)
「桜の木の前での記念撮影」(福岡県・42歳・男性)
など、やはり記念撮影に関する声が目立っていた。
スタジオアリスの「入園入学・卒園卒業」記念撮影では、人気絵本シリーズ「くまのがっこう」を背景に撮影できるプランも。春らしい色彩で新生活への期待を盛り上げる写真が撮れそうだ。式典が簡素化されるいまだからこそ、プロによる記念撮影で楽しく思い出を残してみてはいかがだろうか。
提供:株式会社スタジオアリス