「2度と知り合いは雇わないと誓った」男性の大後悔 中学時代の友人たちの驚愕の裏切り
昔から仲の良い友人であっても、「雇う側」と「雇われる側」という立場の違いが生まれると、問題が起きることもある。広島県の50代男性(事務・管理/年収2000万円以上)は、会社経営者として体験した痛恨のエピソードを綴った。(文:草茅葉菜)
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「会社の備品を数百万円購入したときもポイントは自分のものに」
男性は中学生時代の同級生を男女2人、事務職で雇っていた。男性自身はその場にいないことが多い少人数の職場だったという。そのため、同級生の男性の方は「仕事をせず出会系ばかり」しており、挙句の果てには
「指示した事務をやったと嘘の報告をして、期限の数日前に机の奥から未処理の書類を発見。大騒ぎに」
ということもあった。当の本人は男性の叱責にうなだれるだけだったという。極めつけは
「会社の備品を数百万円購入したときもポイントは自分のものに。 あげく毎月の給料を10万円あげてくれないと辞めると言い出した」
というのだ。「良い機会と、やっと辞めさせることができました」と綴る男性。ようやく平穏な職場になるかと思いきや、同級生の女性の方にも問題があった。
「出勤時間が11時でしたが12時過ぎ出勤が当たり前に。後輩に命令してタイムカードは11時で押してましたので私は数年気づかず」
なんとタイムカードの時間を改ざんしていた友人女性。勝手な行動はエスカレートするばかりだったようで
「あちこちの試供品を会社住所で申し込み、ポストに郵便が入らなくなる。彼女に指示した事務も、私の知らないところで後輩に丸投げ」 「他の社員がいないタイミングで不倫相手を来客と偽り社内の自分の席に。あげく他の同級生達に会社の不満を誇張して吹聴。私は同級生の間ですっかり悪者に」
おまけに「同級生の2人が口裏を合わせて怠慢を隠蔽していた」という事実も発覚。男性は「何とか後進者を味方に育て、10年近くかかって彼女から居心地が悪いから辞めると言わせることができました」と綴る。この2人の言い分は
「同級生なんだから対等」
ということだった。そのため「私が一方的に指示をしたり、私の報酬との差額などが不満で、私と同じくらいの振る舞いができて当然と思っていたようです」と男性は呆れたように振り返る。
「2人とも、ぜひ雇って欲しいと自分から猛烈にプッシュしてきたはずなのにな。2度と知り合いは雇わない」
男性はこの経験から大きな教訓を得たようだ。