9年前に絶縁した友人は、保育園のママ友で「子ども同士も本当に仲が良く、お互いの家を行き来する家族ぐるみの友達でした」と振り返る。しかし、女性の病気を機に関係が変わってしまった。
「私の体調が悪くなり、検査をしたら乳癌が見つかりました。今までは保育園のお迎えも時間を合わせて行っていたが、検査等で時間が合わなくなり、(ママ友が)心配して聞いてきたので病気の事を告げました」
病気のことを正直に伝えた女性だが、ママ友の反応は驚くべきものだった。
「保育園の用事でLINEをすると、やり取りの中で『病気の事、大変だとは思うけどあんまりそういう話とか、そういう病気の人を見たくない』と言われました。それを機にこちらから連絡する事をやめ、お迎え時間もずらしました」
本来ならいたわるべき相手を「病気の人」として拒絶してきたママ友。女性が距離をとるのも当然の反応だろう。
「癌の人と仲良くなったら何かあったとき辛くなるからなのか、彼女の意思は分からないけど結局そのまま絶縁しました」
その元ママ友とは、2年ほど前に近くの接骨院でばったり会ったという。しかし、「知らんぷりされたので、こちらも話しかけませんでした(受付でフルネームで名前呼ばれるから分かるよね?)」と明かし、
「彼女に対しては怒りなどなく、寂しい人間だなぁと思ってます」
と心境を綴った。
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