「翌日から彼は熱海くんと呼ばれていた」東海道線で乗り過ごし遅刻した同僚のエピソード
「新入社員時代、半年くらい経った時のある日、彼が出勤して来ないので皆でどうしたんだろう?と話していた時。彼から電話が入りました」
電話の内容は、昨夜の飲み会で「乗り過ごしたので遅れる」という連絡だった。なんでも
「勤務地の川崎から自宅の大船で下車せず、東海道線の終点の熱海まで行った」
「折返しの電車もなく朝まで駅のベンチで過ごした」
という経緯があったらしい。同僚もかなり焦っただろう。会社に到着した時には、
「上司に『そんなに温泉に入りたいのか?』と叱責され、翌日から彼は熱海くんと呼ばれていた」
と不名誉なあだ名をつけられてしまった同僚だが、ユーモアある職場の様子がうかがえた。