中学受験に落ちたのか、わざわざ確かめてきたママ友にドン引き | キャリコネニュース
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中学受験に落ちたのか、わざわざ確かめてきたママ友にドン引き

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子どもを育てる親にとって、我が子の受験は一大イベント。しかし合否について親同士であれこれ詮索し合うのは控えたほうがいいかもしれない。神奈川県の40代前半女性(専門職/コンサルタント・士業・金融・不動産/年収450万円)は子どもの中学受験について、

「結果残念で、地元中学校に進むことになりました」

「ママ友たちには『模試の結果を見ながら受けるか受けないかを決める』とだけ伝え、詳細は濁していました」

と語る。ところが小学校の卒業式の際、中学受験の結果に探りを入れてきた無神経なママ友が1人だけいたそうだ。(文:福岡ちはや)

「受けたけど落ちたのか、わざわざ確認に来たんです」

小学校の卒業式では「中学校の制服着用」が推奨されていた。子どもは地元の公立中学の制服を着て参加したため、その姿を見れば受験の結果は聞かずとも進路は明らかだった。その当時、「中学受験には誰も触れず、卒業をなごやかに喜び合っていた」という。しかし……

「最後、校門で写真撮影待ちの列に並んでいると、突然耳元で『で、受けたは受けたの?』と声が。ビックリして見てみると、1人のママ友が、模試の結果を見て受ける前に諦めたのか、受けたけど落ちたのか、わざわざ確認に来たんです。あまりの唐突さに驚きすぎて、考える間もなく『あ、受けたは受けたよ』と応じてしまいました」

つまり「受けたけど落ちた」とわざわざ言わされた形だ。モヤモヤがおさまらず、そのママ友に「私とは価値観がかなり違うと感じたこと。脈絡もなく唐突に聞いてきてかなり驚いたと、遠回しに不快感をメールで伝えました」という。その後届いた「不快にさせたなら謝ります」というママ友からの返信も、女性の感情を逆なでした。

「なんだか『私は悪くないけど、そんなことで不快ってあなたが感じたんなら、それに対しては謝る』って言われているみたいで。謝罪の仕方もやっぱり私とはまったく違うなと痛感しました。『私の気持ちの冷却期間が必要だから、連絡をしばらく控えるね』と返信してやり取りを終えました」

結局、その後は付き合いが切れたようだ。中学校に入学後、授業参観でそのママ友に遭遇し「お疲れさま」と声をかけたが、相手は

「ニコリともせず、顎を突き出すような会釈をして通り過ぎて行きました。根本的に私は悪くないと考えているのか、謝ったんだから許しなさいよと考えているのかわかりませんが」

これが決定打となり、「完全に縁を切ろうと思いました」と語る。しかし、ママ友がにこやかに挨拶してきても、おそらく女性は不快感を覚えたのではないか。一度抱いたネガティブな印象は、よほどのことがなければ消えない。卒業式の時点で、そのママ友と絶縁する未来は決まっていたのかもしれない。

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