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ネットで知り合った友達に「物理的に燃やされたくはないでしょ?」と脅された女性

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今はSNS上で友人ができる時代だが、個人情報のやりとりには慎重になったほうがいい。秋田県に住む30代前半の女性(サービス・販売・外食/年収200万円)は、10年来のネットでの友達から送られてきたDM(ダイレクトメッセージ)に震え上がった経験がある。

「(その友達は)『物理的に燃やされたくはないでしょ?』などと脅迫まがいのことをしてきました」
「住所のやりとりをしており、当時は接客業でそのことも伝えていたため、いつ燃やしにくるかと怯えていました」

昨今はネットトラブル関連の物騒なニュースも多い。女性の恐怖を思うといたたまれない。(文:福岡ちはや)

「自分の都合のいいように、実際にした会話に脚色して」

脅迫メッセージのきっかけは、女性に恋人ができたことだった。その友達は同性だったが、女性に対して「恋愛感情があった」と言い、女性がSNSにアップしたデート写真を見て「不義理である」と激昂した。

さらにその友達は、SNSを女性に投稿を見られないように設定したうえで、

「お互いに結婚などはできないだろうから、いずれ一緒に住もうと約束していた。それを裏切られた」

と投稿し、共通の知人に被害者アピールを実行。女性は、

「実際にそういう話はしていたが、私のほうが過去に断られている」
「自分の都合のいいように、実際にした会話に脚色して」
「ただ私は彼女を友人として好きだった」

と戸惑うばかりだった。

「相手からは私の住所がわかるのに、私からはわからなくなった状況が少し怖い」

女性はずっと平謝りしていたが、相手の行動は収まるどころかどんどんエスカレートしていく。なんと、女性の恋人にまで匿名で害意のある発言を送ってきたのだ。しかも

「『謝られても許せないからそっちから私に会いにきて。それでも許せるかは分からないけど』という発言から堪忍袋の尾が切れました。燃やされるかもしれないのに何故のこのこ会いに行かなければならないのか…」
「恐ろしくなり、彼女に言われた『せめてデートをするという話しだけでもしてくれていたら気持ちが違ったのに』に対し『○月に〇〇さんと遊んでくる』と彼女に伝えていたスクショを貼り付けブロックしました」

友人にはあらかじめ男性と会うことを伝えてあった、という女性なりの反論だろう。それもわざわざ報告する義理はなかったが。

しかし、絶縁後も女性の不安は消えなかった。スマートフォンや固定電話に非通知の電話が何度もかかってきたため、

「いつも鍵をかけずにいた車もロックをするようになりましたし、リアルタイムでカフェの写真を上げたりしないように気をつけたり」

と警戒を解けない生活を強いられた。

幸い、その友達が上京してからというもの、非通知からの着信はぱったり止んだという。相手も環境が変わり、女性に対する執着がようやくなくなったのかもしれない。それでも女性は、

「相手からは私の住所がわかるのに、私からはわからなくなった状況が少し怖い」

とこぼす。ネット上だけでの友達には、どんなに仲が良くても、住所や勤め先などリアルの情報を教えるのは控えたほうがいいだろう。

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