なにかとマウンティングしてくる友人がいると、付き合いが面倒になってしまう。
「当時友人はデキ婚、パート職員。私は独身、上場企業で社員でした。職に関してだけはいつまでたっても私より優位に立てないので、『私には何かあっても子どもたちもいるから大丈夫』とマウントされていました」
こう振り返る青森県の30代女性(事務・管理/年収400万円)は、常に張り合ってくる友人と絶縁したという。(文:コティマム)
変なお店に連れて行かれ「オーラが真っ黒」
女性が友人と絶縁したのは「10年くらい前」のこと。
「その友人は趣味も合い、はじめは仲良くしていましたが、付き合っていくうちに常に自分が優位でないと機嫌が悪くなることに気づきました。私が車を買うと友人も同じ車の1つ上のグレードを買い、テレビを買うと私より大きいテレビを買い……」
女性がなにかを購入すると、必ず張り合ってきたのだった。張り合えない仕事面では、前述の通り結婚して子どもがいることを持ち出しマウンティングしてきた。その上、女性が「少し気を病んでいる時」には、励ますどころか怪しい方向に……。
「よく分からない店に連れていかれ、店主の人から『あの子(私の事)オーラが真っ黒!一緒にいて頭痛くならないの?』と言われたとか……。『だからお清めしてもらった方がいい』とか言われて、段々やばいなと思い始めました」
彼氏ができると上から目線のアドバイス
他にも、友人の発言に対して複雑な思いを抱くことがあった。友人夫婦は「自分たちが避妊せず、1人目出産後すぐに思いがけず妊娠をした時にその子をおろしている」というが、「その事を悲劇のヒロインかのように語る」というのだ。
「『おろす手術して私も旦那も苦しかった!だからお前は絶対そんなことするなよ!』と。意味がわかりませんでした。しかも手術の時に、産まれたばかりの赤ちゃんの面倒をみさせられた私。今思い出しても理解できません」
友人のマウンティングは、女性に彼氏ができると更にエスカレートした。
「私に彼氏ができると、今度は『早く子ども作れよ』『若いうちに子ども作らないと大変だよ』と。何も相談していないのに上から目線のアドバイスが続き、『彼氏の顔見たいからあとで写真送ってね~』など。また何か言われたらたまらんと、連絡をスルーするようになりました」
距離をとると謝りたいと接触「みんなに縁を切られ私のことを思い出したようでした」
女性が距離をとると、友人は接触を試みてきたという。
「粘着していた相手から無視されるのが堪えたのか、はじめは『私何かした?』と連絡が来ていましたが、正直もう付き合いをしたくないと思い、思っている事を話すと逆ギレ。面倒なのでそのままブロックして終わりました」
「一度友人づてに『謝りたい』と連絡がきましたが、丁寧にお断り。どうやら同じような事を他の人にもしていたようで、みんなに縁を切られ寂しくなって私のことを思い出したようでした。許してもらえると思ったんでしょうかね」
相手からの逆切れにもめげず、なんとか絶縁した女性。現在も同じ市内に住んでいるというが、「その後会ったこともありません」と語る。
「ただ私のことを悪く言いふらしたようで、何人か疎遠になった友人もいます。その程度の付き合いだったんだなーと思っています。今もその友人の話になることもありますが、悪い話の例え話の時だけですね」
キャリコネニュースでは「友人と絶縁したことがある人」をテーマにアンケートを行っています。回答はこちらから。https://questant.jp/q/LQ1RHMHG
【あわせて読みたい】