「彼女はかわいくて、私は地味。引き立て役だった」時間にも男にもルーズな女友達と絶縁した女性 | キャリコネニュース
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「彼女はかわいくて、私は地味。引き立て役だった」時間にも男にもルーズな女友達と絶縁した女性

画像はイメージ

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人を都合よく扱ってくる友達は、本当の友達とは言えないのかもしれない。東京都の50代後半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は「30年くらい前の話です」と、中学時代の同級生Aとの絶縁エピソードを語り始めた。

「(Aは)待ち合わせ時間には毎回遅れる。携帯のない時代、1時間して来ないから家に電話したらまだいた。『これから出る』と言うので、さらに待つこと1時間。それでも来ない。3時間くらい待った」

Aはとにかくルーズな性格で、当時の女性は彼女から相当に振り回されていたようだ。(文:福岡ちはや)

「もう無理だわと、とうとう縁を切る決心をしました」

女性はAの母親から信頼されていたため、Aが彼氏と会うときの口実にも使われていた。

「(Aは)彼と会うときに『○○(女性の名前)と会う』と(母親に)言って、帰りが遅くなって。そのうち(Aは)『お母さんが○○ちゃんと付き合っちゃダメって』って(言ってきた)」

また、男友達と遊ぶときにAが一緒だと、「(Aは男友達を)彼氏にしちゃう。まだ付き合ってはいなかったからいいんだけど」と女性は嘆いた。そのうえ、

「その人(Aが彼氏にした男友達)が友達を私に紹介してくれて付き合うことに。そしたら(Aは)今度はその彼を狙ってきた」

というから油断も隙もない。そんなAについて、女性は、

「彼女はかわいくて、私は地味で真逆。(私はAの)引き立て役ではあったと思うけど、遊んでいた。(Aは)大人になっても、ルーズな性格は変わらず」

と語った。きっとAに対し、羨望のような、憧れのような、複雑な思いを抱いていたのだろう。結局、女性がAとの絶縁を決めたのは成人後のことだった。

「成人式の日。式典の前に(Aと)待ち合わせ。会場前で待っていて、(Aが)来たのはもう式が終わる少し前。(私は)二度とない式に出られず。そしてその後、観たかったミュージカルを(Aと)約束。チケットは私が取って、当日(Aが)来ない。電話したら(Aの家の人が)『出かけましたよ』って。その後(Aは)『えー、行くって言ったっけ?』と。もう無理だわと、とうとう縁を切る決心をしました」

女性は絶縁の理由を手紙に書き、Aに送った。するとAから「まだ友達でいたい」とお詫びの返事が来たが、女性は返事をしなかったという。きっとそれで正解だったはずだ。

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