妊娠や出産、おめでたい出来事がきっかけになり友人と絶縁したという話はよくあるようだ。友人と一緒に祝ったり、喜び合ったりしたいものだが……。(文:林加奈)
30代前半の女性(神奈川県/医療・福祉・介護/年収250万円)は子どもを妊娠中、友人から頻繁に連絡が来たことがきっかけだった。
「予定日が近くなるにつれて毎日毎日『生まれた?どう?』と連絡してきた。予定日を超えて、その言葉だけでもつらかった。このままではストレスがたまり、胎教にもよくないと思い、シカトしてました」
妊活中のことを伝えていないのに「不妊治療している人いるから紹介しようか?」
筆者も予定日を超えた出産の経験があるのだが、周囲からの「いつ生まれるのか」という質問がプレッシャーになり、つらく感じた。ましてや友人から毎日そのような連絡が来たら無視したくなる気持ちも理解できる。ところが、そんな女性の気持ちを逆撫でするようなことが起きた。
「Facebookで私の主人を見つけて、Messageを送ってきた。我慢の限界を超えて本人に辞めてほしいことを伝え、『このままでは仲良くできない』と言いました。それでもあまり伝わらず、変わらなかったために絶縁しました」
と、絶縁した経緯を明かしている。
別の30代前半の女性(東京都/営業/年収750万円)は、妊活しているときに友人と絶縁したという。女性が結婚した1年後に「おめでた婚」をした友人。
「2人目も1人目を出産後、1年も経たずに妊娠。私はと言えば、妊活中で4年間ずっと不妊に悩んでいたが、特段この友達には伝えていなかった」
女性が妊活中であることを友人に知らせていなかったようだが、友人のデリカシーにかける発言が目立つようになっていった。
「『同い年の子どもがほしいねー』とか『こういう食べ物が妊活にいいらしいよ』とか『友達で不妊治療している人がいるから紹介しようか?』とか……うんざり。連絡が来るものの、連絡を断ちました」
本人は気づかいのつもりで言ったのかもしれないが、「同い年の子どもがほしいね」なんて余計なお世話な発言ではないだろうか。
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